■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2010/03/html/d93019.html



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伝統的価値観が上昇 カナダ人が「右」へ=意識調査

 【大紀元日本3月14日】カナダで発表された最新の全国意識調査によると、「保守的」な伝統的価値観を包容するカナダ国民の数が増えている。

 同調査は、Harris/Decima社が2月に千人の成人カナダ人に対して電話取材で行ったもの。

 同調査では、自分の政治イデオロギーを中立と認識するカナダ人の多くは、保守的な価値観を取る傾向が増えていることが分かった。これらの価値観は、家庭を最も重視する、結婚に対する新たな定義付けや中絶は道徳上間違っているなどが挙げられる。

 資料によると、カナダでは75%の国民が軽はずみな中絶は間違っていると考え、80%が婚姻は一人の男性と一人の女性の間で交わされるものという伝統的な定義に賛成しているという。

 また調査では、個人の行為と道徳に関して、政府の介入は少ない方がよいと、多くの国民が考えていることも判明。連邦保守党の政策においては、多くのカナダ国民は、政府の予算枠以下の支出、気候変動への対応、2011年のアフガニスタン撤退の決定を支持している。

 一方、政府の社会面での役割について、国民は「不明確」であると考えている。大部分の国民は「経済を管理する役割は政府が担うもの」と認識しているが、政府が有効に管理する能力について信頼を失い、個人や民間のイニシアティブの方を信頼している。

 「左派の立場は現在カナダでは非常に孤独である」と今回の調査を行った専門家の一人、Andre Turcotteが話す。全てのカナダ人が保守的なわけではないが、保守傾向に移行していることを同調査報告は示唆している。

(翻訳編集・坂本)