2日間行方不明になっていた幼児がピットブルと共に生還

アメリカ、ケンタッキー州で行方不明になったチャーリー・キャンベル(2歳)と飼いのペニーが、失踪から約36時間後に発見された。チャーリーの家族は、ピットブルテリアのペニーが彼女を守ってくれたのだと確信している。

チャーリーの祖母ベスは、記者の取材に対して「神様のご加護と協力してくださった皆さまのおかげで、チャーリーは無事に帰ってきました」と語った。「私は世界中の何よりもこの子を愛しているんです。チャーリーが無事に帰ってきてくれた喜びは、とても言葉では言い表せません」

犬のペニーが発見された後、チャーリーが森から歩いてくるのが目撃された。彼女は行方不明になった家の向こう側にある丘の上から降りてきたという。

近所に住むウェイン・ブラウンは、2日にわたる捜索の後、チャーリーが自宅に現れたのだと語った。

彼がソファに座ってチャーリーの無事を祈っていたとき、自宅の裏庭で彼女を発見したという。

彼はテレビ局の取材に対して次のように語った。「自分の弟も行方不明になったんです。彼は自宅から離れてさまよい歩き、フェンスを3つ乗り越えました。そして自宅から何マイルも離れた場所で発見されたんです」

ブラウンはまた、「神様が彼女を僕の家まで導いてくれたのだと信じています」と語った。「どうして私の家だったのかはわかりませんが、私たちに見つけてもらえるよう彼女を庭まで連れてきたのは、間違いなくイエス・キリストだったと確信しています」

ブリット郡保安官のドニー・ティンネルは、「チャーリーがいた丘にはコヨーテやアメリカマムシ、ガラガラヘビなどが生息しています。彼女が無事に生還できたことが信じられません」と語った。

ティンネルらは、この丘を何度も搜索していた。

「あの犬(ペニー)はとても大きいので、見逃すとは考えにくいです。しかし彼女は疲れ果てて切り株や木の陰で寝てしまったのかもしれません。犬も一緒に寝ていたとしたら、見落としていた可能性はあります」

ティンネルは、「何が起こったのか、まだ定かではありません。引き続き調査を続けたいと思います」と語った。

(大紀元日本ウェブ編集部)