米大統領、ダボス会議への代表団派遣を中止 政府機関閉鎖で

2019/01/18
更新: 2019/01/18

[ワシントン 17日 ロイター] – トランプ米大統領は、政府機関の一部閉鎖を理由に、来週スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)への政府代表団の派遣を中止した。

ホワイトハウスのサンダース報道官が17日、声明で明らかにした。

トランプ大統領は先週、政府機関の閉鎖継続を受け、ダボス会議を欠席すると表明。政府高官は今週、代わりにムニューシン財務長官とポンペオ国務長官が代表団を率いると明らかにしていた。

サンダース報道官は声明で「給与が支払われていない80万人の政府職員に配慮するとともに、必要に応じて政権の助力を得られるよう、大統領は代表団派遣を取りやめた」と説明した。

政府高官が先に語ったところによると、ムニューシン、ポンペオ両長官はダボス会議の冒頭で共に演説し、主要7カ国(G7)の外相・財務相との夕食会も開催する予定だった。代表団にはロス商務長官やライトハイザー米通商代表部(USTR)代表らも加わる見通しだった。

*内容を追加しました。

Reuters
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