[ワシントン 9日 ロイター] – 米国務省のポーター報道官は9日、イラン核合意に関する作業部会の協議が来週再開されるという見通しを示した。
米とイランは今週、英仏独が仲介役を務める形で核合意再建に向け間接協議を行った。
ポーター氏は、週末の協議中断に合わせ、米国のイラン担当特別代表を務めるロバート・マレー氏が帰国するものの、来週には協議が再開する見込みとした。
米国務省高官は記者団に対し、今週の協議でイランが真剣に対処している兆候が幾分見られたとしながらも、十分ではないと指摘。「イランが2017年以降に導入された全ての制裁措置の解除を要求し続ける場合、合意はならず膠着状態が続く」と述べた。
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