GoTo停止、経済に打撃大きいがやむを得ず=世耕自民参院幹事長

2020/12/15
更新: 2020/12/15

[東京 15日 ロイター] – 自民党の世耕弘成参院幹事長は15日の定例会見で、菅義偉首相が14日に表明した観光支援策GoToトラベルの全国一時停止について、「地域の経済や零細飲食業界など、経済的に大きな打撃になるが、やむを得ない」との見方を示した。その上で「今後も感染状況を踏まえ、戻せる状況になれば再開して経済の活性化につなげたい。そうでないと地域経済がもたない」と述べた。

報道各社の世論調査で内閣支持率が低下していることについては、「コロナ対応への不安が支持率の下落のかなり大きな原因になっている」と指摘。同時に「コロナ対応は、何が正解なのか誰もわかっていない。支持率の動向に一喜一憂することなく、感染拡大防止と社会経済活動をしっかり動かしていく菅内閣の方針を丁寧に説明する必要がある」と強調した。

(竹本能文)

Reuters
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