THE EPOCH TIMES

<赤龍解体記>(18) 統一試験で「ゼロ点」とされた作文

2011年06月13日 07時59分



 時間が過ぎ去る中で、わたしは非常に悩んでいる。

 北京大学のある教授は、「もし40歳で年収が400万元にならなければ、おれに会いに来なくてもいい。おれはお前のような学生を認めないのだ」と、学生に訓示した。雲南大学のある教授は、「おれの車はBMWで、おれの携帯の番号は8が7つだ(中国では、携帯や車のナンバープレートは「8」が好まれるため、それが連続した番号は競売されている。つまり、8が連続した携帯番号は高い身分や裕福の象徴となる)。お前らのボロ携帯なんか捨ててしまえ」と言った。同じく今年、西安音楽大学の大学生、薬家鑫が車で歩行者をはねた上、刃物で殺害した。

 今の大学はどうなっているのか、今はなぜ学術界に巨匠が出ないのか。わたしは大学で一体何が学べるのか、と教育部に聞きたい。

 時間が過ぎ去る中で、わたしは非常に悩んでいる。

 受験前、卒業したばかりのあるお兄さんに大学での感想を聞いた。彼は茫然としてわたしの肩を叩きながら言った。「4年間の歓楽と激情が終わった後、大学はパンツを取り上げ、『お前は青春と金銭を残してここを出てもよい』と冷たく言うのだ。こうして、ぼくはようやく分かった。ぼくが大学に進学したのではなく、大学にやられたというわけだ。これがぼくの最大の感想だ」。わたしは涙を流しながら彼の手を握ってお礼を言った。彼の注意により、わたしも大学にやられる心理的な準備ができているのだ。

 時間が過ぎ去る中で、わたしは非常に悩んでいる。

 今の大学は精神が崩れ、金銭に跪くようになった。このような奴らが正々堂々と、天地の間に毅然と立てるような立派な学生を育てることができるとは考えられない。もし、奴隷に子供を教育させるなら、入学する前はひとかどの人材であったとしても、卒業後は奴隷に堕ちるしかないのではないか。

 この厄介な時代に、過ぎ去る厄介な時間を見ながら、わたしはなお苦しく考えている。この厄介な大学に進学すべきか否かと。

 実は、大学に進学すべきか否かと悩んでいるのは、わたしだけではなく、13億の中国人であり、わたしはただそれをはっきりと言っただけなのだ。
 

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