米テキサス州の教会で乱射、26人死亡 日曜礼拝中

2017/11/06
更新: 2017/11/06

[サザーランドスプリングス(米テキサス州) 5日 ロイター] – 米テキサス州南東部のサザーランドスプリングスの教会で5日、男が礼拝中の人々に銃を乱射する事件が起きた。少なくとも26人が死亡、20人が負傷した。

現場は、サンアントニオから約65キロ離れたバプテスト教会。黒い服を着た男が礼拝中の人々にライフル銃を乱射した。

警察によると、撃たれたのは5─72歳の人々。複数のテレビ局によると、犠牲者には14歳の牧師の娘も含まれていたという。

地元の住人が男を目がけてライフルで発砲。保安当局によると、男は武器を捨てて車で逃走した。

その後、近隣で車が見つかり、男の遺体が車内で武器と共に発見された。自殺か、住民の発砲により死亡したかは不明。

アボット州知事は記者会見で、テキサス州で起きた最大規模の乱射事件への対応に当たっていると説明した。

男の身元は明らかになっていないが、複数の米メディアは、26歳の白人の男だと伝えている。

米国では数週間前に、ネバダ州ラスベガスで58人が死亡する米史上最悪の銃乱射事件が起きたばかり。

来日中のトランプ米大統領は、「邪悪な行為だ」と非難。事態を注視していると明らかにした。

*内容を追加しました。

Reuters
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