THE EPOCH TIMES

【世界むかしばなし】4 アリとゾウ

2013年09月09日 07時00分

あるお天気のいい日のこと、一匹のアリが葉っぱの上でくつろいでいると、ふいに葉っぱからすべって下の池に落ちてしまいました。

 「助けてー」とアリは大きな声で叫びました。近くに浮いていた小枝になんとかつかまることができましたが、岸までは泳いでいけそうにありません。

 「だれか助けてー」とアリがまた叫んでいると、カメが近くを歩いていました。

 「カメさん、 岸まで連れて行ってください」

 「そんなことをしていたら昼寝する時間がなくなってしまうよ。ぼくは忙しいんだ」そう言うと、カメはふとしたことであお向けにひっくり返ってしまい、もとに戻れなくなりました。

 「だれか助けてよー」とカメが叫んでいると、カラスが近くを飛んでいました。

 「カラスのおばさん、もとに戻れるように手伝ってよ」

 「わたしゃ忙しいんだよ。卵を温めなくちゃ。ああ忙しい、忙しい」とカラスは木の上の巣に戻りました。すると、そのはずみで卵が地面に落ちてしまいました。

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