米国は日韓の問題解決支援で「できることはする」=国務次官補

2019/07/17
更新: 2019/07/17

[ソウル 17日 ロイター] – スティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は17日、訪問先のソウルで、日韓の政治・経済対立の解消を支援するため「できることはする」と述べた。

同次官補は記者団に対し、日韓両国の状況を深刻に受け止めているとしつつ、米政府が取り得る措置について明言せず、対立の解消は基本的に両国次第だと述べた。

同次官補は「われわれは近いうちに解決することを望んでいる」と表明。「米国は両国の親しい友人・同盟国として、対立解消に向けた両国の取り組みを支援するため、できることはする」と述べた。

米政府は日韓の問題への関与に消極的な姿勢を示しており、同次官補は具体的にどのようなことをするかは明言しなかった。

同次官補は、韓国訪問に先立ち、日本とフィリピンを訪問している。

日韓は、元徴用工の問題や半導体材料の輸出規制強化を巡って対立している。

*内容を追加しました。

Reuters
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