米シドニー大報告、印太平洋政策で「米と関係強化」呼び掛け

豪州シドニー大学米国研究センターは6月23日、インド太平洋政策に関する報告を発表した。このなかで、中国との間で緊張が高まるなか、米国と防衛、サイバーセキュリティ、インフラ整備に関して、オーストラリア政府は米国との協力関係を強化すべきであると主張した。
2020/06/25

ファイブアイズ、安全保障分野で更なる連携強化へ

米国防総省は23日、米、英、カナダ、豪、ニュージーランドの5カ国で構成する協定「ファイブアイズ(正式:UKUSA)」は防衛・安全保障分野での協力を強化し、世界秩序への新たな課題に取り組むと発表した。
2020/06/24

豪州世論調査、中国への信頼は2割で過去最低、日本の信頼度は8割以上

豪州シンクタンク・ローウィー研究所(Lowy Institute)の世論調査によれば、コロナ危機後の豪州では過半数の人が国を安全な状態だと思っておらず、経済の先行きを不安視していることが分かった。最大の貿易相手国である中国への信頼は急激に低下し、多くの人が中国への経済的依存を減らすために多様化を望み、中国の人権侵害に対する渡航および金融制裁を課すことを支持している。いっぽう、豪州では、日本および安倍首相は信頼のおける国・リーダーであるとしてトップレベルに位置付けている。
2020/06/24

日本企業11社 中国強制労働に関与か 米政権は供給網の中国排除を加速

安倍政権は5月初旬、単一国への生産依存度が高い製品は生産拠点の国内回帰を後押しする考えを示した。世界的に拡大したサプライチェーン(部品供給網)が、中共ウイルス(新型コロナウイルス)により停滞する問題が明るみになった。中国生産に依存することは、思わぬ人権侵害加担のリスクを呼ぶ。最近、オーストラリアのシンクタンクは、日本企業を含む数十社の強制労働の疑いを指摘した。
2020/05/26

豪州議員、中国詰問サイト開設「屈服か主権独立かの選択を」 

豪州貿易投資促進委員会の豪州連邦議員ジョージ・クリステンセン氏は5月中旬、中国共産党政権によるオーストラリア政府への経済の浸透及びボイコットを調査するための「中国詰問サイト」を立ち上げた。
2020/05/25

スウェーデン、中国との姉妹都市を相次ぎ解消 孔子学院の閉鎖も

スウェーデン政府やジャーナリストに対する中国共産党の威圧的な態度により、同国との姉妹都市を打ち切る自治体が相次いでいる。中国政府が出資する孔子学院もすべて閉鎖するとの報道もある。 スウェーデン政府やジャーナリストに対する中国共産党の威圧的な態度により、同国との姉妹都市を打ち切る自治体が相次いでいる。中国政府が出資する孔子学院もすべて閉鎖するとの報道もある。
2020/04/24

オーストラリア山火事で学んだ? 消防車のモノマネをするカササギが話題

オーストラリアを襲った大規模な山火事。消防隊員たちが怖ろしい山火事と戦っている中、オーストラリアのカササギが消防車のサイレンをまねるというユニークな映像が公開されました。しかしこの背景には数カ月にわたって森林を焼き尽くしている悲しい出来事があります。ネットでは「多くのことを聞いて学んだに違いない」という声があがっていま
2020/02/11

南オーストラリア州政府、中国製監視カメラを撤去 セキュリティ上の懸念から

オーストラリア南部の自治体は、安全保障上の懸念から、中国の監視カメラ最大手メーカーの製造した監視カメラを一部公共施設から撤去する。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドが21日に報じた。
2020/01/22

中国当局、亡命中の元スパイに脅迫か 台湾政界大物が直接関与の疑い=豪メディア

昨年11月にオーストラリアに亡命した中国の元スパイ・王立強氏は台湾野党の大物政治家から脅迫を受けた、と豪紙・シドニー・モーニング・ヘラルドは8日に伝えた。それによると、王氏は昨年12月25日、「自分が中国のスパイだ」などの発言を撤回するようにと脅かされた。撤回しない場合、「中国に送還され、命に危険があるかもしれない」という。
2020/01/11

ベルギーの大学、孔子学院の閉鎖を決定 代表者に中国スパイの容疑

ブリュッセル自由大学(VUB)は来年、中国政府の対外宣伝組織とされる孔子学院を閉鎖する。同院理事は今年10月、欧州当局から中国のスパイ容疑で、ビザ更新却下と入国禁止措置が下った。
2019/12/12

「外国で摘んだ花を中国で蜜に」豪研究所、中国の大学との共同研究は安保上のリスク

豪州のシンクタンクはこのほど、中国の43の大学は軍事・防衛目的の研究に深く関わっており、海外の大学や政府機関が共同安全を行うには安全保障リスクが高いと警鐘を鳴らした。
2019/12/06

豪政府、新たな機関を設置 外国勢力の干渉防止を強化 

11月、中国共産党のスパイが豪メディアに対して、中国の対台湾、香港、豪州の情報工作を詳細に語り、豪社会に波紋を呼んだ。豪州安全保障情報局(ASIO)は12月2日、外国勢力の干渉抑制とスパイ対策を強化し、8800万豪ドル(約59億円)で新たな専用部隊を設置することを発表した。
2019/12/04

豪州亡命の中国元スパイ、「台北101に諜報拠点」

オーストラリアに亡命した中国共産党の元スパイ王立強氏はこのほど、中国諜報当局が台湾一の超高層ビル台北101に情報拠点を設けており、同氏の上司、香港中国創新投資会社会長の向心氏はビルの9階にオフィスを持っていると語った
2019/12/03

オーストラリア、対中人権協力プログラムを停止 3年間5.4億円の支援

オーストラリア外交貿易省は、人権改革の推進を目的とした、3年間で740万豪ドル(約5.4億円)の人権技術協力プログラムを停止した。現地紙オーストラリアンが報じた。
2019/11/19

南太平洋に新しい国誕生の可能性 中国、すでに14.7億米ドル投資を約束

国際的な影響力を高めるために、中国は、南太平洋諸国の支配権を買い取っている。このほど、豪メディアに応えた元海軍太平洋艦隊の司令官は警告した。
2019/11/19

ベルギー孔子学院の責任者、欧州26カ国8年入国禁止に 「スパイの恐れ」

欧州の入国管理局はこのほど、中国政府の非営利教育機構・孔子学院の所長に対して、協定を結ぶ欧州26カ国の入国を8年間禁止する措置を下した。現地紙によると、所長は中国情報機関のために、10年以上ベルギーで活動し、幅広い人脈を築いていた疑いがもたれている。
2019/10/30

豪大学生、中国外交官を提訴 「反中の分裂活動」批判で「身の危険を脅かした」

オーストラリアのクイーンズランド大学の学生はこのほど、中国領事館による名指しの批判は、身の安全を脅かしたとして、総領事を相手取り裁判を起こした。
2019/10/24

大きくてぽっちゃりした赤ちゃん 母親が自然分娩で6kgの息子を出産

オーストラリア・メルボルン出身のナターシャ・コリガンは、「大きくてぽっちゃりした赤ちゃん」が欲しいと願っていた。彼女が自然分娩で4人目の子どもを出産したとき、その願いは叶った。医者も彼女も赤ちゃんのあまりの大きさに仰天した。
2019/10/04

中国、2月に豪議会などにサイバー攻撃、総選挙介入の企みか=ロイター通信

ロイター通信は16日、情報筋5人の話として、中国情報機関当局は今年3月、総選挙を控える豪州の連邦議会と3大政党のネットワークに対してサイバー攻撃を行ったと報じた。
2019/09/18

豪初の中国系女性国会議員 「統戦工作に従事していた」=地元メディア

オーストラリアではこのほど、グラディス・リュー(Gladys Liu)下院議員が、海外に浸透工作を展開する中国共産党中央統一戦線工作部(省)と近い関係にある可能性について波紋が広がっている。
2019/09/16

わずか11ヶ月で2度出産?子沢山に恵まれたある女性

オーストラリアのニュースメディア『News.com.au』によると、オーストラリアに住む、エリーザ・カービーさんは長女チャーリーちゃんを出産後、わずか6週間という短いスパンで再び妊娠。今度は双子のジャック君とワォルフ君を出産したと発表されている。
2019/08/28

豪州地方当局、13孔子課堂の閉鎖を決定

豪州のニューサウスウェールズ州の教育局は1年以上の調査を経て、高等学校から小学校までの公立学校13校が契約した中国語および文化講座「孔子課堂」を、契約更新せず、閉鎖することを決めた。孔子課堂は中国共産党の宣伝機関とみなされており、講義内容が中国政府のプロパガンダの要素が濃く、オーストラリアの学問の自由を傷つけていると指摘されてきた。
2019/08/26

雪山で撮影されたカンガルー ネット上で広まる

オーストラリアで雪が降ったとの動画投稿がツイッター上にあがり、ネット上で広まりました。カンガルーが雪景色の中を跳ねている動画に対し偽物では、と思う人もいましたが、実際オーストラリアでは雪が降っており、観光地も閉鎖される事態にまでなりました。
2019/08/20

豪政府、孔子学院のある国内大学13校を調査へ

豪政府は、中国当局が運営する中国語教育機関「孔子学院」をキャンパス内に設置している同国の大学13校を調査していることが明らかになった。孔子学院は中国当局の統一戦線戦略部門の出先機関とみられ、中国当局が孔子学院を通じて、共産党のイデオロギーを世界各国の教育現場に輸出しているとされる。
2019/07/26

偶然出会った「世界一幸せな動物」と自撮り 

西オーストラリアのロットネスト島には、「世界一幸せな動物」と称されるクォッカワラビーがいます。愛嬌たっぷり、好奇心旺盛なクォッカはカンガルー科に分類される有袋類。ここには天敵がいないので全く警戒心がなく、ひと懐っこい人気者です。島をサイクリングしていたキャンベル・ジョーンズさん(Campbell Jones)と彼の友人が撮影したクォッカの写真と、クォッカとの自撮りを極めたアラン・ディクソン(Allan Dixon)さんのショットをご覧ください。
2019/01/25

世界各国のクリスマス写真 16選

世界各国から、美しいクリスマス・シーンの写真をご紹介します。
2018/12/21

「国益に反する」豪、長江基建の天然ガスパイプライン買収案を一転拒否

オーストラリアの財務相は11月20日、長江基建集団による同国のガスパイプライン管理大手APAグループの買収案を拒否したと発表した。財務相は買収案はオーストラリアの国益に反すると説明する。
2018/11/21

豪団体、中国革命劇の上演に抗議 「暴力を宣伝する」

オーストラリアの中国系団体はこのほど、インターネット上で、11月4日シドニーオペラハウスで公演予定の中国オペラが中国共産党の工農紅軍(以下、紅軍)を賛美しているとして、公演中止を求める署名活動を行った。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が24日報じた。
2018/10/24

豪グリフィス大学、中国臓器狩り否定の学者を調査へ

オーストラリアのグリフィス大学は8月末、同校学者のキャンベル・フレイザー博士が中国気功グループ、法輪功について誹謗(ひぼう)発言したことを受けて、同氏に対して聴聞会を開き、調査をするとの声明を出した。また、大学側は調査期間中、フレイザー氏の出国やメディアの取材を禁じた。
2018/09/12

露、ファーウェイ・ZTEの輸入規制を検討 米豪に続き

ロシア政府は、米国、オーストラリアに続き、問題視されている中国通信企業の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の通信設備に対する輸入規制を検討している。日本政府は、情報漏えい防止を目的に、両社に対して情報システム導入に関する入札から除外する方針を示したことがわかった。
2018/08/28