孔子学院院長、六四天安門事件の虐殺への言及避ける カナダ議会の公聴会で

カナダ・オタワにあるカールトン大学の孔子学院のジャスティン・リー(Justin Li)院長は5月3日、同国議会で開催された「カナダ・中国関係に関する特別委員会(CACN)」の公聴会に出席し、中国政府のために活動しているとの指摘を否定した。さらに、六四天安門事件について質問されたが、明言を避けた。
2021/05/08

カナダ下院委員会、衛生当局者を追及 中国系研究者のウイルス武漢輸送で

カナダ下院のカナダ・中国関係に関する特別委員会(CACN)は26日、2019年に国立微生物学研究所(NML)の中国出身の科学者が生きているエボラウイルスを中国に持ち出したことをめぐり、カナダ公衆衛生庁(PHAC)とNMLの責任者を徹底的に追及する姿勢をみせている。
2021/04/30

中国人気火鍋店のカナダ支店に監視カメラ 映像を中国に転送=インドメディア

カナダにある中国人気火鍋チェーン店「海底撈火鍋(カイテイロウ ヒナベ)」は、店舗内に60台以上の監視カメラを設置し、その映像を中国に転送していることがわかった。中国の「社会信用(監視)システム」ともつながっているという。
2021/04/27

中国のハッカー、Facebookを使って海外のウイグル人を攻撃

フェイスブックは25日、中国のハッカーが同社のプラットフォームを利用して、海外に住むウイグル人活動家を追跡するのをブロックしたことを明らかにした。
2021/03/28

中国による違法で恣意的な拘束に、ノーを突きつける60か国

2021年2月、欧州連合を含む約60か国の世界諸国が「国家間の関係における恣意的な拘束に反対する宣言」に署名した。15日、今回の宣言を主導したカナダのマーク・ガルノー外相は声明で、「違法かつ道義に反する行為により、あらゆる国の市民が危険に曝される。これは法治を根底から覆すものだ」と訴えた。
2021/03/05

人質外交を批判する宣言 日本や米豪英など58カ国署名 カナダが呼びかけ

カナダ政府は2月15日、「国家間の恣意的拘禁に反対する宣言」を発表した。これは、外交手段として外国人を逮捕し人質にすることを非難したもので、名指しではないが中国を念頭に置いている。ドイツ、イギリス、米国、日本、オーストラリア、EUなどの同盟国や友好国58カ国が署名している。
2021/02/17

カナダ主要紙、そろってトップ1面に「空白」 FacebookやGoogleに抗議 記事使用料の支払い求める

カナダのニュースメディア協会は、GoogleやFacebookなどのソーシャルメディアが広告収入の大部分を占めていることに抗議して複数の国内新聞と連携して「消える見出し」キャンペーンを開始した。参加した各社の4日付の新聞のトップ一面が「空白」になっている。
2021/02/08

<中共ウイルス>カナダ選手、19年秋の武漢軍運会で感染=カナダメディア

カナダ選手は2019年10月に中国武漢で行われた第7回世界軍人運動会(ミリタリーワールドゲームズ、武漢軍運会)に参加した後、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が疑われる症状が出たが、カナダ当局は関連情報を公開しなかったという。1月14日、カナダの保守派メディア「レヴェル・ニュース(Rebel News)」が軍関連情報筋の話として報じた。
2021/01/21

カナダ政府、中国企業による北極金鉱山の管理会社買収案を却下 安保上の懸念から

カナダ政府が12月21日までに、カナダの鉱山管理会社TMACリソースをめぐって、中国国有大手、山東黄金鉱業による買収案を却下した。北極の地政学的な要所に関わるTMACの買収案は、専門家からカナダの安全保障上の懸念を引き起こしていた。
2020/12/25

19年中国人1000万人が海外移住、日米などが人気

中国の研究機関が12月22日発表した「中国国際移民報告2020」によると、2019年、中国国内から約1073万人が外国に移民した。米中関係が悪化したにもかかわらず、米国は中国人の中で最も人気のある移民先となった。日本とカナダは米国に次ぎ、2番目と3番目に人気のある国であるとわかった。
2020/12/25

カナダ、国内基地における中国人民解放軍への訓練プログラムを中止

カナダは、中国共産党人民解放軍を加えた軍事訓練を中止した。現地紙グローブ・アンド・メールなどは12月9日、国際関係省の文書から、2018年までカナダ軍の国内基地の冬季訓練に中国軍兵士が加わっていたと報道した。これを受けて、野党・保守党議員はトルドー自由党政権を追及していた。
2020/12/13

「中国国有企業のカナダ鉱山買収を拒否すべき」 元将校、北極圏狙われていると警告

カナダ軍の元将校はこのほど、中国国有企業による同国の北極に位置する金鉱の買収案を拒否するよう、トルドー政権に呼びかけた。カナダ紙グローブ・アンド・メールが11月30日、報じた。
2020/12/02

カナダ前中国大使、中国企業での勤務認める 孟晩舟氏擁護で解任

カナダのジョン・マッカラム(John McCallum)前駐中国大使は11月23日、議会の公聴会で、「中国政府から金銭を受け取ったことはない。コンサルタントとして中国企業から給料をもらった」と証言した。
2020/11/28

カナダ国会、中国の干渉に対抗する政策求める動議が通過

カナダ国家では11月18日、中国共産党による対カナダ外国干渉をはねのける政策を求める保守党が提出した動議が賛成多数で可決した。動議には、中国の華為技術の次世代通信規格5Gのネットワーク構築を禁止するかどうかを30日以内に決定するよう政府に求める内容も含まれる。
2020/11/20

チェコ・プラハ市長がカナダに提言、威圧的な中国当局に「屈するな」=加メディア

カナダ政府は、2018年12月、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長を逮捕してから、中国当局の報復と脅迫を受けてきた。チェコ首都プラハのズデニェク・フジブ(Zdeněk Hřib)市長は、中国当局の力が「過大評価されている」とし、カナダ政府がより強い姿勢で中国当局に対抗すべきだとの見解を示した。カナダ紙トロント・スターが10月24日伝えた。
2020/10/31

カナダ、中国大使の恫喝に批判強める、香港・新疆問題をめぐって

カナダの政界とメディアはこのほど、中国の叢培武・駐カナダ大使の威圧的な「戦狼」言論に批判を強めている。叢大使は、香港の民主化活動家を支援するカナダ政府に対して、支援をやめなければ、香港にいる30万人のカナダ国民の身の安全を保障できないと発言した。
2020/10/20

オンタリオ州議会、中国国旗の掲揚儀式を中止 市民の批判受けて=カナダ

カナダ最大の州である「オンタリオ州」の議会では当初、9月30日に中国の建国記念日を祝う中国国旗の掲揚儀式の開催が予定されていたが、カナダおよび全世界で人権侵害を行う中国の国旗掲揚など「馬鹿げている」という猛烈な抗議の声や世論の圧力の中、同式典は臨時中止となった。 カナダ連邦保守党は議会で、対中政策におけるトルドー政権の過ちを批判し、経済的な中国依存からの脱却を求めた。
2020/10/07

人間ぽい? 道端でハグを交わすクマの写真がSNSで話題

野生のクマは空腹状態だと人間を襲う危険があるため、凶暴な動物だと言われています。しかし今回、あまりにもクマらしくないクマの写真がカナダから届き、大きな話題を呼んでいます。
2020/09/27

情報協定ファイブ・アイズに日本加盟を 河野太郎防衛相と英議員が有効性を主張

中国からのデカップリングに備えて、英国の議員は、現在のファイブ・アイズの同盟を日本を加え、現在の情報協力を戦略的経済協力にまで拡大する可能性があることを明らかにした。
2020/07/30

中国共産党高官14人にマグニツキー法制裁を カナダ議員ら政府に求める

カナダの国会議員と人権団体は、人権侵害者に対して制裁を求めるマグニツキー法を元に、法輪功学習者に対する迫害政策を率いる中国当局者14人に制裁を科すようカナダ政府に求めている。
2020/07/17

ファイブアイズ、安全保障分野で更なる連携強化へ

米国防総省は23日、米、英、カナダ、豪、ニュージーランドの5カ国で構成する協定「ファイブアイズ(正式:UKUSA)」は防衛・安全保障分野での協力を強化し、世界秩序への新たな課題に取り組むと発表した。
2020/06/24

カナダの通信事業大手もファーウェイを排除 専門家「米国の制裁が奏功」

先週、英国がファーウェイに代わる5Gサプライヤーを確保するために、G7諸国やその他の国々と10カ国連合を結成しようとしていると報じた。英国では、中国政府の中共ウイルスへの対応に対する反発が高まっている。
2020/06/05

カナダ、中国軍と共同開発したワクチンが臨床試験へ 医師が懸念示す

中国軍と共同開発された中共ウイルスの実験的ワクチンを、カナダ人が接種することについて、懸念を表明している医師がいる。
2020/05/22

中国の暴政政権に浸透されたカナダ政界

中国から来たこの新しい謎の病気は、深刻なリスクをもたらす奇妙な症状を伴うという。私はSARS-CoV-2(中共ウイルス)のことを言っているのではない。私が言っているのは、権威ある立場にいるカナダ人の間で、断続的な感覚障害を引き起こしている病気のことだ。
2020/05/17

カナダの研究プロジェクトに武漢ウイルス研究所が参加 批判の声も

中国の武漢ウイルス研究所は、カナダ政府が出資した中共ウイルス(新型コロナウイルス)の研究プロジェクトに参加することが明らかになった。中国国内外の一部の専門家は、同研究所から中共ウイルスが流出したと指摘している。
2020/04/21

「もし私が肌を露わにしたら…」ミスカナダの美女、ビキニ審査を拒んだわけ

国連は毎年3月8日を国際女性デーとして世界で女性を巡る権利問題について取り上げています。ミス・ワールド世界大会は、国を代表する美女がその技能や知恵を「価値ある美」として出場しますが、近年、この大会は肌が露わになるビキニを着用する水着審査を廃止しました。カナダ代表に選ばれたアナスタシア・リンさんは2013年ごろ、この水着審査を問題について態度を示し、審査を拒否しました。
2020/03/15

「カナダはインド太平洋地域戦略に加わる必要がある」=米安全保障専門家

米安全保障専門家は、中国によるインド太平洋地域の影響力拡大を阻止する目的で、カナダが地域戦略に加わる必要があるとの見方を示した。
2020/02/28

中国は「敵」 カナダ外交内部文書に記載

カナダ外務省の内部文書は、中国がカナダの価値と利益を脅かす「敵」と形容し、中国との関係を強化する危険性についてトルドー政権に警告していたことが明らかになった。文書は、下院の中国問題委員会が公表した。
2020/02/28

カナダ保守党議員、留学生を支配する中国外交官の排除を提案

カナダの保守党議員はこのほど、大紀元の取材に応じ、カナダの大学環境のなかで、外国留学生を操作し、言論の自由を攻撃するよう指図している中国外交官をカナダから排除すべきだと述べた。
2020/02/06

支持者は「雇われた」 華為CFO裁判にやらせデモ隊=カナダ

カナダのバンクーバーで1月20日、銀行詐欺の罪に問われている中国通信機器・華為技術(ファーウェイ)副会長兼財務最高責任者(CFO)孟晩舟被告の裁判が行われた。裁判所前では、複数の若い白人女性が被告の支持を示すメッセージボードを掲げていた。後に一人の女性が、金銭を受け取る偽装の抗議活動であることを現地メディアに告白した。女性は、華為技術に関する裁判事情を一切知らなかったという。
2020/01/23