【寄稿】セキュリティー・クリアランスとスパイ工作 ハニトラは防げるのか?

セキュリティー・クリアランスの調査項目にハニートラップは入っていない。これではハニートラップに許可証を与えているも同然だ。政府3役が対象外になっているのも、特定秘密保護法の前例に倣ったものなのだが、ザル法のそしりは免れまい。
2024/03/18 鍛冶俊樹

香港の新治安条例がスピード可決へ 周庭さん懸念示す「日本人や企業にも悪影響」

香港の立法機関「立法会」では15日、中国共産党の影響を強く受ける治安条例の一週目の審議を終えた。「スパイ罪」や「国家転覆罪」などの法定刑を大幅に引き上げ、弁護士との接見も制限する。有識者は基本的人権への侵害に懸念を示している。

米、中国人のグーグル元従業員を起訴 盗んだ商業技術で中国起業

米司法省は6日、グーグル元従業員の丁林葳(リンウェイ・ディン)被告(38)を、グーグルの人工知能(AI)に関する商業機密を盗み、中国企業に横流しした疑いで起訴したことを発表した。厳しいセキュリティ対策を講じている巨大IT企業から機密情報を盗み出す、その手口とは。
2024/03/08 Wenliang Wang

中国共産党の浸透工作に新たな手口 今度は「道教」を利用

中国共産党は民間信仰の「道教」を利用して、統一戦線工作(スパイ工作)を行っている。専門家は、「世界道教連合会」を「第2の孔子学院」と見なしている。
2024/03/02 Lynn Xu, Shawn Lin

【独自】日本で暗躍する中共スパイ、メールで監視要員を募集 「国境を越えた弾圧」浮き彫りに

「やばいですよ。集会にスパイが来ます」逗子市議・丸山治章氏のもとに一本の垂れ込みが入ったのは、昨年夏のことだった。「在日中国人からメールが送られてきた。逗子市でウイグルの証言集会があるから、(スパイの)アルバイトしてみないか」というお誘いのメールだったそうだ。
2024/02/23 Wenliang Wang

はびこる中国共産党スパイ、別件逮捕にも限界 法整備急がれる

欧米諸国を中心に中共スパイの摘発が進むなか、日本でなかなか反スパイ法が制定されない現状について、前衆議院議員の長尾敬氏は、従来の別件逮捕による摘発は「拘束力に一定の限界がある」と指摘した。
2024/02/22 Wenliang Wang

「岸田総理は外務大臣時代に何を?」拘束邦人の解放…中国側への要求遅れに批判

「岸田総理は外部大臣として何をされましたか」。2016年夏にスパイ容疑で邦人が拘束された当時、岸田首相は外相だった。中国側への申し入れが半年以上遅れたことについて、福島伸享衆院議員(有志の会)は質問で、邦人保護のための外交手段の遅れや不足を指摘した。
2024/02/16 佐渡道世

「スパイを警戒」米当局、中国人留学生数十人のビザ取り消し、強制送還

中国共産党との繋がりを疑われ、数十人の中国人留学生が米ワシントン・ダレス国際空港で取り調べを受けたのち、ビザを取り消され、本国に強制送還されるケースが相次いでいる。スパイ活動を警戒しているとみられる。
2024/02/02 Alex Wu

セキュリティー・クリアランス制度、今国会で提出へ スパイ活動の抜け道塞ぐ

中国共産党などによる技術窃取のリスクが高まるなか、政府は「セキュリティー・クリアランス制度」に関する法案を今国会に提出するための準備を進めている。港湾などの重要インフラをサイバー攻撃から守るべく、経済安全保障推進法の改正も進める。
2024/01/30 Wenliang Wang

重要土地法、第三弾で180か所新たに規制 在日米軍施設も対象

安全保障上の要となる施設周辺及び国境離島に関する土地利用を規制する「重要土地利用規制法」に基づき、15日から新たに180カ所の指定区域の規制が始まった。これにより、現在の対象区域は合計399カ所に拡大。在日米軍施設が初めて含まれた。

日本在住のインフルエンサー 王志安氏が「散布してきた」親共言論

日本在住のインフルエンサー・王志安氏について、同氏が中共の秘密工作員であることを示す大量の情報がネットに拡散されている。
2023/12/29 李凌, 鳥飼聡

日本在住の元CCTV記者は「中共のスパイ」 反共人士を装って海外に潜伏か

中国中央テレビ(CCTV)の元記者だった王志安(日本在住)氏は、中共の対外宣伝を担う工作員である可能性が濃厚とされている。
2023/12/28 李凌, 鳥飼聡

【独自】対北朝鮮で試される日米韓の本気度 元北朝鮮外交官・太永浩氏

北朝鮮の元駐英国公使で、現在は韓国の保守系与党「国民の力」に所属する太永浩(テ・ヨンホ)国会議員が大紀元エポックタイムズの単独インタビューに応じた。軍事面での中朝露の協力関係が強まるなか、地域情勢のエスカレーションを防ぐには日米韓の硬い決意が必要だと語った。
2023/12/15 Wenliang Wang

米司法省、元大使を起訴 キューバのスパイとして40年活動

米司法省は4日、キューバのスパイとして40年以上にわたり活動をしていたとして元駐ボリビア大使を起訴した。
2023/12/05 Reuters

中共スパイに情報提供した容疑 豪州男性が外国干渉罪で起訴

豪州人男性は、中国での勤務中に中共のスパイに情報を提供した罪で起訴された。豪州検事総長は、セルゴ被告に対する外患誘致罪の適用を承認。
2023/11/30

「ドルが中共を潤すのを阻止」米下院、対中投資の透明性を高める法案発表

米下院国土安全保障委員会のマーク・グリーン委員長は16日、対中投資の詳細を開示するよう連邦政府に求める法案を発表した。
2023/11/20 Dorothy Li, Eva Fu

<独自>中国危険レベル、日本は「ゼロ」のまま…元外交官が語る日米の「温度差」

中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
2023/11/15 佐渡道世

「お前は鈴木か」バンに押し込まれ、そのまま7か月拘留…友好人士の6年間

「お前は鈴木か?」「そうだ」。日本への帰国便に搭乗するため、北京空港のターミナルを歩いていると、突然現れた数人の男に取り囲まれ、白いバンに押し込まれた。
2023/11/13 江左宜

獄中見聞…尖閣諸島に近づく中国漁船には 消えていくウイグルの人々 友好人士の6年間

40年に渡り日中友好の架け橋をになってきた日中青年交流協会の元理事長、鈴木英司氏。突如スパイ容疑で拘束され、積年の信頼は裏切られる形で終わりを告げた。
2023/11/13 江左宜

デサンティス氏、中共はウクライナとイスラエル戦争の「重要なプレーヤー」

共和党の大統領候補でフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は27日、中国共産党(中共)はウクライナとイスラエルの戦争における「重要なプレーヤー」だと述べた。