「顔認証」が中国で急速に普及、国民監視に悪用の恐れ

中国国有銀行大手の中国農業銀行は13日、現金自動預払機(ATM)に顔識別技術を導入し預金の引き出しサービスを始めた。専門家は、顔識別で人物を特定できる上追跡も可能であるため、中国当局が国民全体や、陳情者への監視ツールとして応用する可能性が高いと指摘した。中国国内では近年、「顔識別」技術が急速に普及している。
2017/09/15