上流夫人になった召使い

中国・清王朝の頃、陶澍(とうじゅ)(1778‐1839)という官僚がいた。彼は道光帝から信任を得て地方行政の改革を進め、数々の功績を残した人物である。彼の妻は身分の低い召使いだったが、後に一品夫人(上流の夫人)になったというエピソードがある。
2020/05/03