住職と小坊主の深い対話

古くなったぼろぼろのお寺に、一人の小坊主と住職さんがいた。小坊主は気落ちして、「この小さいお寺には私たち二人しかいません。私は下山して托鉢するとき、他人に野良坊主などと悪口を言われます。頂いた線香と灯明の銭もスズメの涙くらいです。あなたはこのお寺を大きな寺院にするとおっしゃいますが、もはや不可能でしょう。」と嘆きました。
2018/09/22