中国空き家増加 過去最高水準に

中国国家統計局が1月19日発表した最新統計データによると、2015年国内で売り残った分譲住宅床面積(空き家)は14年末と比べて9484万平方メートル増の7億1800万平方メートルと過去最高水準になった。中国当局は昨年、利下げ6回、預金準備率の引き下げ5回の実施などの刺激対策と住宅販売優遇政策で、過剰供給による住宅の在庫削減を図ってきたが、経済鈍化による需要低迷が主因で、住宅の在庫減少どころか逆に増えている事実が浮き彫りになった。
2016/01/27