【絵画鑑賞】宮廷で授業をする才女・班昭

中国後漢の時、班昭(はん しょう、45年 – 117年)という一人の才女がいました。彼女は当時の文豪・班彪(はん ひょう、3年 – 54年)の娘でした。班昭は才徳兼備で、漢の和帝によって数回に渡り宮中に招かれました。皇后や妃たちは彼女を師として、経史典籍を学びました。そのため「大家(昔の用法で、中年女性に対する敬称です)」と呼ばれ、またはその夫の姓である曹を冠して「曹大家(そうたいこ)」とも呼ばれました。
2018/09/30