中国「第二の軍事力」武装警察の2重管轄解消へ、クーデター実行の過去も

「第二の軍事力」と称される武装警察部隊(以下、武警部隊)に習近平政権はメスを入れた。中国全人代は10月31日、武警部隊改革の草案を審議した。同中央会議で武警部隊トップの王寧・司令員は改革の方針について「中央指導部・中央軍事委員会による一括集中指導を強化する」と述べ、改革で指揮・管理の体制、組織構造を見直すと説明した。改革案の詳細はこれから決めていくという。
2017/11/06