居酒屋店主のひらめきから生まれた焼売

薄皮に具を包んで蒸し上げる焼売は、日本でも広く愛されている点心の一つです。その起源は約700年も前の元王朝にあると言われ、当時の社会を記した書物「朴事通」に登場する料理「稍麦」は今日の焼売の原型だと考えられています。中国では通常「焼売」と呼ばれていますが、「売(マイ)」と「麦(マイ)」が同音であることから北京周辺では「焼麦」と呼ばれています。ここでは焼売の由来に関するエピソードを一つご紹介しましょう。
2018/04/02