頭上三尺に神あり、他人の利益を損ない報いを受ける

古代の人は、「良い種を蒔けば良い実を結び、悪い種を蒔けば悪い実を結ぶ」という道理を信じていました。世の人々は、悪事をした人たちは、豪邸や名車を持ち、山や海の幸を食べ、報いを受けていないのではないかと思いますが、神様はしっかりと見ています。報いを受けていない訳ではなく、時が来ていないだけです。無神論に洗脳さ、教化されてきた中国人にとっては、このことはいささか理解しがたいことであり、目に見えることや自分の身に起こったことしか信じません。
2021/03/05

利己心を去り、福徳を積む

これは清代の学者、紀昀(キ・イン、紀暁嵐)が『閲微草堂筆記』に書いた物語です。
2021/02/26