米亡命の中国元副市長、「民営企業がほぼ消滅」1.5兆円以上負債の地方政府も

米国に亡命した中国黒龍江省鶏西市の元副市長、李伝良氏はこのほど、中国東北部の各レベルの地方政府が職員の給料を支払えず、財政破綻に近い状況にあり、地方の民営経済はほぼ壊滅していると明らかにした。
2020/09/15

ウイルス対応で覇権狙う中国共産党 専門家、質の悪さで「マイナス評価」

世界中の人気の観光スポットや行楽地には、中共ウイルス(新型コロナウイルス)対策の影響を受けて、いまだに空っぽになっているところが多い。いっぽう、ウイルス流行の渦だった中国では、学校やオフィス、レストランなどが徐々に再開され始めている。
2020/05/20

国連人権理、諮問グループ地域代表に中国選出 人権組織から批判

4月1日、国連人権理事会(UNHRC)は中国代表を諮問グループの地域代表として任命したことを発表した。人権問題が報告されているにもかかわず、この決定には人権専門家らから疑問視する声が上がっている。
2020/04/06

米司法省、中国ZTEを贈賄の疑いで調査=報道

2つの消息筋によると、司法省は中国通信大手・中興通訊(ZTE)を賄賂の疑いで調査している。米NBCなどが報じた。
2020/03/15

<国連腐敗>中国、国連の知的財産機関事務所を上海に設置試みる 局長選は落選

国連機関の世界知的所有権機関(WIPO)の次期事務局長選挙が行われ、米国や多くの西側諸国が推薦するシンガポール代表が中国代表を破った。16の国連関連組織では、4組織がすでに中国代表が務めており、米国は国連の中国偏重に強く懸念している。
2020/03/09

米高官、国連WIPO事務局長の中国候補者選出に警鐘 「各国の知財危機」

米国政府高官は、中国の支持を受けた候補者が国連組織の世界知的財産所有権機関(WIPO)の新たな事務局長に選出されれば、多くの国における知的財産の保護が深刻に脅かされると警告している。
2020/02/24

国連、内部告発者に嫌がらせ 支援団体「正義を自称する偽善」と批判

国連元職員の告発により、人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、中国政府に反体制派や人権活動家の情報を渡していたとして、批判を受けている。事情通は、国連が、中国を人権理事会常任理事国に選任するため、告発問題を黙っていた可能性があると明かした。
2020/02/04

米、国連組織を批判「常軌を逸している」台湾支持ツイッターユーザーのブロック問題で

中国初の新型コロナウイルスの影響が拡大するなか、国連傘下の国際民間航空機関(ICAO)が、ソーシャルサイトで、台湾の情報共有を阻む対応をした。これについて、米国務省は1日付の声明で、「常軌を逸している」と厳しく批判した。
2020/02/04

北京大学元教授、共産党最高指導部に「資産公開」求める

中国北京大学社会学部元教授の鄭也夫氏(69)はこのほど、中国最高指導部である中央政治局の7人の常務委員に対して、反腐敗の一環として資産を公開するよう求めた。同氏は昨年末、中国共産党に対して「歴史から去れ」と要求する記事をSNS上に投稿したことで注目された。
2019/12/25

中国貴州省の「国家級の貧困県」、借金で「ミニ紫禁城」を建設

中国国内ではこのほど、貴州省独山県政府が総額22億元(約344億)を借金し、北京の紫禁城を模倣した建築物を建設したことが話題になっている。同県は中国当局に「貧困県」と指定されているため、ネット上では独山県の幹部らは建設プロジェクトを通して利益を貪ったのではと指摘した。
2019/12/17

ジンバブエ地方議員、中国との関係を疑問視「資源の取り戻しが必要」

アフリカのジンバブエ地方議員は、中国の企業が法律を遵守せず、現地の人々を虐待していると、大紀元の取材に述べた。
2019/07/11

大紀元、江沢民らの海外資産に関する情報提供を呼びかける

中国共産党体制の下で、中国国内では政府高官から末端の党員幹部による汚職、腐敗事件が次々と現れ、深刻な様相を呈している。特に1990年代初期、江沢民が最高指導者に就任してから、「腐敗を以て国を治める」と政治運営をしてきたため、中国政界における汚職実態がさらに悪化した。過去数十年来、江沢民を始めとする高官とその親族らが中国経済を支配し、莫大な国家資産を不正流用して懐に収めた。
2019/06/07

中国証券当局の前トップ・劉士余氏、腐敗疑惑で「自首」

中国共産党中央規律検査委員会は19日同ウェブサイト上で、中国証券監督管理委員会(証監会)の前主席である劉士余氏について、「規律違反および違法行為」の疑いで、調査を受けていると発表した。また、劉氏は「自首した後、調査に協力をしている」とした。
2019/05/22

国連議長への賄賂で中国富豪に有罪 過去クリントン献金の疑惑も

米ニューヨーク連邦裁判所は5月11日、国連総会議長らへの賄賂で逮捕した中国マカオの富豪・呉立勝(英名Ng Lap Seng、69)に対して4年の禁固、罰金100万米ドル、個人財産150万米ドル没収の判決を下した。呉立勝は90年代ビル・クリントン政権時代に、海外から運んだ110万米ドルを民主党に献金したとみられる人物。
2018/05/14

貧困救済資金で建設された道路が崩落 総工費280億円=中国甘粛省

中国中央政府の貧困救済基金により約16億元(約280億円)をかけて建設された、中国中部の貧困地域の道路は、ずさんな工事であったことが最近、明らかになった。
2018/04/09

中国共産党組織からの脱退者、3億人を突破

大紀元は2004年11月19日、中国共産党の邪悪な本質を徹底敵に分析した社説「共産党についての九つの評論」(以下は九評)を発表した。これ以降、同社説に多くの中国人と華僑が共鳴を得た。
2018/03/30

中国元汚職高官ら 投獄後も豪華食事、「ふかひれ」「ナマコ」も

中国では16日に旧暦新年を迎えた。この正月期間中、中国汚職高官などを収監している北京市昌平区にある秦城監獄での食事メニューに注目が集まった。習近平当局が主導した反腐敗キャンペーンで摘発された「大トラ」の食事は閣僚級の待遇に準じて、豪華に賄われているという。
2018/02/17

中国式腐敗が「一帯一路」で輸出? バングラデシュ、贈賄した中国企業をブラックリストに

中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」に絡む新たなスキャンダルが浮上した。中国国有企業傘下の「中国港湾(CHEC)」は、バングラデシュの新任の交通(道路交通及び橋梁)相に約500万タカ(約700万円)の現金を贈ったとし、同国のブッラ企業クリストに登録された。バングラデシュ英字紙「The Daily Star」が16日に報じた。
2018/01/23

失脚の重慶市前トップ孫政才氏、「一帯一路」資金で複数の愛人を囲っていた =香港メディア

罷免された孫政才・前重慶市党委書記に4人の愛人、3人の隠し子がいると香港メディア「香港01」は25日、情報筋の話として報じた。
2017/12/30

中国メディアが異例の報道「中国軍に実戦は無理」

中国共産党系メディアと軍の新聞はこのほど合同で、中国軍は実戦に耐えられないだろうとする、極めて異例の報道を行った。記事は、軍制改革が行われた背景にも言及し、中国軍が現在深刻な危機に直面していることを認めて、中国は未だかつてないほどの安全保障上の問題やリスクを抱えていると述べた。
2017/09/20

万達トップも対象か 習近平政権、政商に反腐敗のメス

習近平政権の腐敗取り締まりの対象は、権力と癒着する企業家、いわゆる政商にも広がっている。中国一の大富豪・王健林氏も例外ではない。王氏が率いる複合企業・大連万達集団(ワンダ・ グループ)はここ数カ月間で、約8割の国内産業を売却し、経営の主体である不動産から完全撤退せざるを得ないほど、追い込まれている。かつて「打倒ディズニー」と豪語した敏腕経営者は、今やすっかり勢いを失った。
2017/09/07

徳を使い果たした官吏

古代中国では、徳は前世に積むものだと言われていました。徳が多ければ今世は財産や地位に恵まれ、少なければ貧困と災難に苦しみます。徳の多少に狂いはなく、使いすぎれば、あの世が取り立てにやってきます。悪い官吏をみかねたあの世の霊たちが、彼の徳を取り上げてしまうお話です。
2017/09/05

超シュールな現実 中国ネット小話 第2弾

生きにくさ、やるせなさを小話にして表現する中国ネットユーザ。そこには中国人の「生」に対する力強さや、監視社会の網をかいくぐって真実をつかもうとする、探求心が垣間見えることも。
2017/04/28

衝撃!ひとりで16億円を収賄「公務員なら無能なバカでも金が集まる」

公務員なら無能なバカでも金が集まる―。当局の発表では、省部級副職以上の高官で1億元(約16億円)以上を収賄したものは、これまでに12人も摘発されている。
2017/04/19

中国軍の深刻な腐敗、専門家「戦闘力はゼロ」=米メディア

近年、中国人民解放軍の高官が相次いで腐敗問題で失脚したことで、国内外に軍内部の深刻な贈賄や収賄が知れ渡ることとなった。中国問題専門家はこのほど、人民解放軍内では、武器密輸など様々な方法で贈賄用の資金をかき集めていると指摘した。米VOAが2月3日に報道した。
2017/02/10

写真「凍った牛乳をかじる兵士」国営メディア、感動さそうが狙いはずれ

中国人民軍は1月31日、ミニブログ「微博」公式アカウントで、氷点下の屋外で凍った牛乳をかじる兵士の写真を掲載した。「厳寒という過酷な条件のなか、訓練に臨む雄姿」を宣伝する狙いがあったとみられる。しかし、ネットでは「暖かい食料をどうして提供できないのか」と、軍の物資管理能力の乏しさを非難するコメントが相次いだ。
2017/02/03

中国共産党は2017年に崩壊する? その兆候とは

 2016年、中国共産党体制下で国民の不満や怒りを表す抗議事件が多発した。また習近平政権が推し進める反腐敗運動により多くの腐敗官僚が失脚した。多くの専門家が中国共産党内部の腐敗と共産党が崩壊に向かっていることを指摘している。
2017/01/06

倍率は7700倍! 今年、中国で一番人気の職業は?

中国で今年、募集人数1人枠に対し、希望者7700人が殺到した国家公務員のポストがある。それは、ある小さな野党で、来客者にお茶を出すという仕事だ。
2016/11/09

驚きの腐敗実態と大規模デモ多発からみる中国共産党の末路(2)

中紀委が製作した反腐敗キャンペーンのドキュメンタリー番組と他の国内メディアが報じた官員らの腐敗実態に驚きの連続だ。高級ホテルの超豪華スイートルームで会議をする官員、68戸の豪邸を持つ官員、莫大な量の高級ヒスイ腕輪を保有する官員、家のベッドの下に大量の現金を隠す官員などなど。 
2016/10/29

驚きの腐敗実態と大規模デモ多発からみる中国共産党の末路(1)

中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議(6中会議)の開催直前に、中国国内のテレビでは、中央紀律監督検査委員会(中紀委)が製作した反腐敗キャンペーンドキュメンタリー(全8回)番組、『永遠在路上』(直訳は『永遠に道の途中にある』、反腐敗キャンペーンが終わらないことを意味する)が17日から連続して放送された。番組では、汚職や腐敗で失脚した大物官僚が相次いで出演し、莫大な金額の汚職について「反省」の言葉を口にしている。習近平政権が同番組を通じて、党内に「見せしめ」の狙いがあるとされる。
2016/10/28