中国不動産バブル抑制 政府「党員幹部は売却を禁止」

 中国不動産市場のバブルを沈静化したい中国政府は9月末、北京、上海など20の大中都市で住宅購入や住宅ローンの厳しい制限と土地供給拡大の調整政策を次々と実施した。この結果、多くの都市では住宅価格が大幅に下落した。ただ、社会不安を引き起こす価格の急落を防ぐため、中国当局は共産党の党員幹部に対して、不動産の売却を禁じることにした。
2016/10/18

中国の新華社通信、日本の女子バレー選手の画像を加工

中国国営メディア・新華社通信のSNSツイッターで22日、日本を代表する女子バレーボール選手の胸部を加工した画像を投稿した。ネットユーザにより写真の偽造が指摘され、「恥の極みだ」などの批判が相次いだため、このツイートはまもなく削除された。
2016/09/26

中国「ニセ大学」400校 学費をだましとり、偽造証書売る 

 中国の大学受験情報サイトによると、中国の学校運営の実態のない「ニセ大学」は2013年以降の調査で400校にのぼることがわかった。ニセ大学は、大学機関をうたったウソのホームページを通じて、若者から金をだましとったり、大学卒業の証書を偽造・販売したりしている。中国国内新聞「法制晩報」が5月19日に伝えた。
2016/06/02

「信用できない」が原因で中国企業年間10兆円損失

中国政法大学が5月21日に発表した『中国誠信建設状況研究報告書』によると、信用度の低さで中国企業には毎年約6000億元(約10兆500億円)の経済損失がもたらされている。この報告書は、中国政法大学の中国誠信建設研究センターと一部の政府関係部門やマスコミなどが合同で行ったもので、信用調査として中国初の権威ある調査報告書だという。
2016/05/25

中国メディア、異例にも江沢民を名指し 中紀委の腐敗幹部批判報道で

中国共産党中央紀律検査委員会(中紀委)機関紙「中国紀検監察報」は5月20日、汚職腐敗官僚の「政治的な質的変化、経済的貪婪、生活の腐敗と乱れ、横柄な態度」の4つの特徴を批判する記事を掲載した。
2016/05/24

中国「パナマ文書」流出をめぐる習・江両陣営の攻防

「パナマ文書」の流出は習近平政権に難題を押し付け失脚を狙う江沢民派の策略という見方がある中、今後習陣営が、江沢民前主席がスイス銀行の秘密口座に隠し持つとされる巨額の不正資産を白日の下にさらし、反撃に出るかと注目が集まっている。
2016/04/16

周永康について知るべき5つのこと

【大紀元日本6月13日】天津市第一中級人民法院(地裁)は11日、汚職により共産党最高指導部の前メンバーで治安部門トップ・周永康被告(72)に対し、無期懲役、政治権利の終身剥奪、個人財産の没収の判決を言
2015/06/13

中国、国有企業の海外資産を調査 大手監査法人7社に依頼

【大紀元日本4月20日】中国政府はこのほど、世界最大級プライスウォーターハウスクーパース(PwC)など会計事務所7社に、国有企業の海外資産状況などに対して調査を依頼したことが明らかになった。16日付中
2015/04/20

中国軍幹部 元高官らの腐敗を批判 「戦わずして負けてしまう」

【大紀元日本3月11日】開会中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に出席した複数の軍幹部から、失脚した軍の大物幹部への批判が相次いだ。「人民軍を私物化し、当時の軍事委員会主席が有名無実だった」など
2015/03/11

外国人観光客の連続減少 国家イメージ悪化が要因 中国が世論調査

【大紀元日本1月15日】13日に行われた中国観光産業年次総会で、『2014年度中国旅行の国際世論調査報告書』が発表された。報告書は、訪中観光客数が3年連続で減少し、中国の国家イメージ悪化が要因であると
2015/01/15

中国の腐敗ランキング、100位に大幅後退 「まだ多くの汚職がある」

【大紀元日本12月4日】世界各国の汚職実態を監視する非政府組織(NGO)である「トランスペアレンシー・インターナショナル(本部・独ベルリン)」が3日、世界175カ国・地域の「腐敗認識指数ランキング」を
2014/12/04

米メディア「米政府内部情報=共産党指導部に亀裂」

【大紀元日本11月18日】米政府内の非機密扱い諜報活動レポートによると、「北京指導部には深刻な亀裂」が走っているという。米保守系情報サイトのワシントン・フリー・ビーコン(Washington Free
2014/11/18

中国、オバマ氏歓待異例ずくめ 米政府は「北京指導部の分裂」を掌握

【大紀元日本11月14日】アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議が中国・北京で開かれた際、中国共産党の最高幹部らが高レベルの国賓待遇で、バラク•オバマ米大統領を迎えた。オバマ氏は12日、
2014/11/14

北京で4中全会開幕 陳情者1万人が殺到 

【大紀元日本10月21日】中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第4回総会(4中全会)が20日、北京市内で開かれた。北京当局は武装警官や私服警官を含む百万人以上の警察官を動員し、厳重な警戒態勢を
2014/10/21

不正に得たカネ 隠ぺい方法8つ 中国腐敗幹部

【大紀元日本5月29日】賄賂、汚職、裏取引…中国で不正に私腹を肥やしている政府や共産党幹部たち。中国国内では、最近汚職疑惑で逮捕された警察当局高官が隠していた現金の束を数えるのに16台もの紙幣計数機を
2014/05/29

41人の元政府高官が社外取締役 中国の上場企業トップ100社で

【大紀元日本4月23日】中国の上場企業トップ100社の独立董事(社外取締役)のなかに定年退職した政府高官が41人いることが明らかになった。中国金融情報会社・同花順iFinDの統計で明らかになった。 4
2014/04/23

李鵬氏の娘、不正疑惑まみれ 「電力の李一族」にもメスが入るか

【大紀元日本4月9日】中国の元首相・李鵬氏の娘で、中国電力国際、中国電力新エネルギーの会長を務める李小琳氏をめぐる不正疑惑が報じられている。これは先月末、李鵬氏が中心となって進めた三峡ダム建設に関する
2014/04/09

三峡ダム、腐敗常態化 会長と社長同時解任 「老幹部」もかかわる

【大紀元日本3月26日】世界最大の水力発電ダム・三峡ダムを建設管理する中国長江三峡集団公司が24日、会長と社長の同時解任を発表した。これは2月にダムの幹部らによる汚職が公表されて以来、当局の新たな動き
2014/03/26

北京市長も軍ナンバー2も 「大トラ」ぞろぞろ 周永康事件、続く囲み込み

【大紀元日本3月21日】秒読みとみられていた周永康氏の摘発は、全人代が閉幕して一週間経ってもその気配はない。こうした中、香港メディアは、周事件の公開は、周辺幹部への取り調べがさらに徹底されてからになる
2014/03/21

【特別報道】昆明事件後の中国政局 紐解く8つのポイント(二)

【大紀元日本3月13日】先月末に香港紙「明報」の前編集長が襲撃された事件から、今月初めの昆明の無差別殺傷事件。中国の情勢に物々しい雰囲気が漂う。一連の暴力事件は、習近平体制を崩すための江沢民一派の政変
2014/03/13

太子党数百人が集会 習主席への忠誠誓う 江沢民調査も視野か

【大紀元日本2月22日】豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙は16日付の報道で、江沢民一派の重鎮、中央政法委の元トップ周永康氏の側近が相次ぎ失脚する中、中国共産党の高級幹部の子弟「太子党」のメンバー数百
2014/02/22

海南省副省長を調査 周永康氏と「極めて近い関係」 国内紙も関係言及

【大紀元日本2月20日】中国共産党最高指導部の元メンバー・周永康氏の腹心の失脚がまた伝えられた。党中央規律検査委員会は18日、冀文林・海南省副省長を重大な規律違反の疑いで取り調べをしていると発表した。
2014/02/20

中国「性都」摘発も市民は反発 「トラ退治」の序幕か

【大紀元日本2月12日】中国の「性都」と呼ばれ、風俗産業が盛んな広東省東莞市で9日、過去最大規模となる売春摘発が行われた。6千人の警察が動員され、162人が拘束されたという。中国中央テレビ(CCTV)
2014/02/12

旧正月 うごめく権力闘争 子分逮捕 手先落魄 大トラに迫る包囲網

北京紫禁城(Feng Li/Getty Images)【大紀元日本2月6日】旧正月の北京はどんよりとした空気に包まれている。高濃度のPM2.5が居座るなか、権力闘争も息づくことなく中南海でうごめく。こ
2014/02/06

楊潔チ元外相、職務怠慢で現職辞任か 習政権、外交でも江派崩し

楊潔チ元外交部長(Feng Li/Getty Images)【大紀元日本1月29日】中国の外交を統括する楊潔チ国務委員はこのほど、外交部長(外相)在任時の職務怠慢を認め、現職を退く意向を示した。外交部
2014/01/29

北京地下鉄、マナーの悪い乗客は「イナゴ」との書き込み 市民から賛否両論の声

【大紀元日本11月12日】ゴミをポイ捨てする乗客は「イナゴ」だー北京市地鉄運営有限公司が車両内でゴミを捨てる乗客を「イナゴ」に喩え、波紋を呼んでいる。 同社は10日、公式ブログで「イナゴが去った後の1
2013/11/12

利権をめぐる抵抗か 山西省爆発事件 腐敗摘発チームの視察開始直後

【大紀元日本11月7日】山西省の省都太原市にある同省共産党委員会ビル前で6日、連続爆発事件があり、1人が死亡、8人が重軽傷を負った。同省には、共産党員の腐敗を取り締まる党中央規律検査委員会の調査チーム
2013/11/07

刑事が市民に発砲、妊婦が死亡 「暴力団のよう」と批判の声

【大紀元日本11月5日】本来の刑事の役割とは真逆の極悪非道な振る舞いに、無実の市民が犠牲になった。中国広西貴港市平南県で10月28日夜、酔った刑事が飲食店店主とその妻に発砲した。店主は肩を撃たれ重症を
2013/11/05

闇収入がGDPの12%、「腐敗が拡大」=中国政府シンクタンク

【大紀元日本10月1日】中国政府シンクタンクの「経済体制改革研究会」(CSER)の発表によると、中国の富裕層を中心に違法性の疑いがある闇収入は6兆2000億元(約100兆円)達しており、中国国内総生産
2013/10/01

書き込み500回転載で逮捕の少年が釈放、ネット利用者の機転のおかげ

【大紀元日本9月24日】当局を批判する書き込みが500回以上の転載があったとして、逮捕された甘粛省天水市張家川県在住の中学2年の少年(16)が23日に釈放された。今月9日、最高人民法院(最高裁)は「イ
2013/09/24