トランプ氏、弾劾調査開始後初めて遊説 「恥知らず」と民主党非難

2019年10月11日 15時52分

[ミネアポリス 10日 ロイター] - 来年の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領は10日、野党・民主党が大統領の弾劾調査を開始すると発表後に初めての遊説を行い、同調査は「政府転覆を狙った民主党の恥知らずの試み」と非難し、裏目に出るに違いないと主張した。

トランプ氏はミネアポリス州の競技場に集まった2万人前後の支持者に向けて演説し、弾劾騒動が2020年11月の大統領選に向けて自身の支持率を押し上げ、再選を後押しするとの強気の見方を示した。民主党に対しては「選挙で米国の歴史上前例のないほどの悪影響をもたらす」と主張した。

トランプ氏は11日にルイジアナ州で、来週にはテキサス州ダラスで遊説する。

トランプ氏が、大統領選で民主党の有力候補であるジョー・バイデン前副大統領と息子のハンター・バイデン氏を調査するようウクライナ政府に圧力をかけた問題で、民主党のペロシ下院議長は9月24日、大統領の弾劾調査を開始すると発表した。

トランプ氏は演説で、バイデン氏父子を個人攻撃。元上院議員のバイデン氏は「良い議員だとは決して思われていなかった。オバマ氏にこびへつらう方法を知っていたという点においてのみ、良い議員だった」と痛烈に批判。また、ハンター氏がどようにして「15億ドルを得た」のかが謎だと声を張り上げた。

トランプ氏と顧問弁護士のジュリアーニ氏は繰り返し、バイデン氏親子は腐敗していると主張しているが、証拠は示していない。

トランプ氏は演説で何度も弾劾問題に触れ、「民主党はわれわれの民主主義を破壊する運動を展開している。そうはさせない。われわれが民主党を負かす」と強調した。

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