南米が新型コロナ感染の中心地、ブラジルが最も影響=WHO

2020/05/23
更新: 2020/05/23

[ジュネーブ 22日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を担当するマイク・ライアン氏は22日、南米が新型コロナウイルス感染の中心地になっており、ブラジルが最も影響を受けているという認識を示した。

ライアン氏は会見で「ある意味で南米が新型コロナの新たな中心地になった。明らかにブラジルが最も影響を受けている」と語った。

ブラジルがコロナ治療薬として抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンの広範な利用を承認したことについては、現在の臨床データからは裏付けが得られていないと強調した。

アフリカ9カ国では感染者が過去1週間で50%増加したと指摘。死亡率が低い点については、大陸の人口の約半分を18歳以下の若者が占めることが要因かもしれないとした。

Reuters
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