トランプ大統領弁護士ジュリアーニ氏 民主党支配の都市で「国家的な陰謀」を主張 

2020年11月20日 14時10分

ドナルド・トランプ大統領の個人弁護士ルディ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は11月19日、2020年の選挙で民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利するという予想は、民主党による「国家的な陰謀」によるものだと主張した。

元ニューヨーク市長でもあるジュリアーニ氏は同日、ワシントンでの記者会見で、激戦地の州の不正疑惑について、証拠があると語った。しかし、現在は公表できないとした。

「疑う余地はない。これ(不正な選挙工作)は10人か12人ほどの民主党の権力者の個人的な考えではない」とし、より大きな計画であり、民主党支持基盤が厚い10の大都市で同じような不正行為があったと述べた。

トランプ陣営は選挙結果の認定を阻止しようとし、選挙の不正を主張するため複数の激戦州で訴訟を起こした。訴訟の多くは投票不正があったと主張しているが、トランプ陣営の選挙運動側は、その主張を裏付ける詳細な証拠や証人をまだ提供していない。

大紀元は、すべての結果が認証され、法的処理が終わるまで、2020年米国大統領選挙の勝者宣言を報道しない。

選挙結果に異議を唱えるトランプ陣営を率いるジュリアーニ弁護士は、法廷で不正投票について証言する証人が少なくとも10人いると説明している。しかし、証人の安全のために、現在は公にしないという。

ジュリアーニ弁護士はまた、不正行為を主張し、嘘の証言ならば偽証罪にも問われる責任を受け入れた市民からの宣誓供述書を少なくとも1000枚持っているという。「この証拠は、どんな選挙をひっくり返すのにも十分な量だ」とした。

会見では、トランプ陣営は、ペンシルべニア州やミシガン州などの激戦区で起きた不正投票の事例を挙げた。陣営は、ある投票所作業員が署名した宣誓供述書を読み上げた。この作業員の女性は、11月3日以降に受け取った投票用紙の日付を変更するよう指示されたと主張した。

「2020年11月4日、私は不在者投票の日付が(無効となる)11月3日以降だったにも関わらず、不正に日付を遅らせるよう指示された」とジュリアーニ弁護士は読み上げた。さらに「こうした内容は100枚はある。これらの人々がいやがらせを受けることを避けるために、見せることはできない」と付け加えた。

トランプ陣営から訴えられている、州当局者や選挙管理委員会の代理人である弁護士は、不正行為の主張は「根拠がない」と反論している。

ペンシルベニア州の複数の郡の選挙管理委員会の代理人であるマーク・アロンチック(Mark Aronchick)弁護士は11月17日、ジュリアーニ氏の主張は「作り話や空想であり、解決済みの別の事件の話をしている」と法廷で弁論し、訴求を取り下げるべきだとした。

ジュリアーニ氏は会見の中で、トランプ選挙陣営は早ければ20日にもジョージア州で選挙詐欺などの疑惑で訴訟を起こすと発表した。

「アトランタ市では、(検査官が)共和党員ならば不在者投票の過程を見ることが許されなかった。完全に脇に追いやられていた」「多数の二重投票がある。州外の投票も多数ある」「脅迫や投票内容の変更の証拠もある。これらのことは、明日以降の訴訟ですべて明らかになるだろう」とジュリアーニ氏は語った。

トランプ選挙陣営はアリゾナ州での提訴を検討しており、バージニア州とニューメキシコ州も視野に入れていると付け加えた。

(JANITA KAN/翻訳編集・佐渡道世)

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