[モスクワ 10日 ロイター] – ロシアは10日、ソーシャルメディア(SNS)のツイッターのアクセスなどの速度を落とすと発表した。ロシアが違法と見なすコンテンツの削除に応じなかったことへの対抗措置。
ロシア当局は数週間前より、子どもに反政府デモ参加を促す投稿をツイッターなどが削除していないと批判していた。
ロシアはこれまでインターネットで流れる情報について、中国よりも寛容だった。しかし、毒殺されかけた反体制派指導者のナワリヌイ氏の逮捕と収監を巡り全国各地で抗議活動が起こっていることを受けて、厳しく対応する姿勢を見せていた。
通信当局によると、ツイッターには10日時点で違法なコンテンツが3000件以上ある。同当局は、ツイッターが数年来の削除要請を無視していると批判した。
現時点でツイッターのコメントは得られていない。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。