THE EPOCH TIMES

証人が暴露、中国秘密刑務所で生きた人から臓器摘出

2006年03月21日 08時43分

このほど、米国に脱出した中国人ジャーナリストは、中国瀋陽市蘇家屯地区の大型秘密刑務所で、数千人の法輪功学習者が監禁され、中の多くは中共当局によって殺害され、販売目的で臓器を摘出され、死体は所内の焼却炉で焼かれたことを暴露した。近日、その秘密刑務所が設置されている病院に勤めていた、ある内部関係者は、そこで生きた法輪功学習者から大量に臓器摘出が行なわれたという衝撃的な証言を大紀元の取材で明らかにした。

証人の女性によると、この秘密刑務所は、遼寧省血栓中西医結合医院(住所:瀋陽市蘇家屯区雪松路49号)の地下に設置されたものであるという。中共政権の公開資料によると、当病院の敷地面積は約2万1千平方メートル、建築面積は約1万8千メートル、1988年12月に設立し、医療設備が整った国家専門病院で、遼寧省中医学院の教育医院でもある。

証人は現在海外に在住し、同じ病院に勤めていた家族は、法輪功学習者から臓器を摘出する執刀医だった。彼女によると、秘密刑務所は2001年から運営し始め、当初から約6千人以上の法輪功学習者が監禁されていたが、4分の3の人はすでに腎臓、肝臓、角膜などを摘出された後死亡した。現在では約2千人の法輪功学習者が監禁されている。ほとんどの人は逮捕状もなく違法収監され、多くの人は名前や、身分すら判明していない。学習者の多くは、生きたまま強制的に臓器を摘出され、そしてボイラーで改造された院内の焼却炉で焼却処分されるという。

以下は大紀元記者の取材内容の詳細(問:記者。答:証人)である。

==問==:当病院の医療スタッフは全員秘密刑務所の存在を知っていますか?

==答==:この病院ではごく一部の官僚と医者が臓器を摘出する手術に関与しています。ほかのスタッフの中では一部の人は内幕を知っていますが、みな身の安全を心配し、厄介事を引き起こす事を恐れて、固く口を閉ざしています。非常に信頼されている医者だけが臓器摘出の執刀医に選ばれます。

 

==問==:臓器が摘出された法輪功学習者は生きていましたか、家族は事実を知らされましたか?

==答==:この秘密刑務所に監禁されている法輪功学習者は大部分は瀋陽の大北監獄や、馬三家労働教養所とほかの刑務所から転送されてきました。公園や民宅で逮捕された法輪功学習者もいました。彼らは法輪功の修煉を放棄しないため、正式な令状なしで逮捕され、そして、彼らの家族は彼らの状況を知らされませんでした。中の多くは、[記録に残る]名前さえありませんでした。また、中共政権内部では法輪功学習者を「殴り殺しても、責任がない」との政策が通達されていますので、法輪功学習者の死亡は刑務所側にとって重要なことではありません。臓器摘出に関与した医療スタッフには、これらの法輪功学習者が殺人やその他の犯罪を起こし、死刑判決を受けた人か、または修練が魔道に入り、瀕死状態になった人等と聞かされています。

生きたままの人から摘出した臓器は死体から摘出した臓器より遥かに価値があります。多くの法輪功学習者は臓器が摘出されている時、まだ息が止まっていませんでした。中には、摘出された後、直接焼却炉に入れられて火葬され、すべての痕跡が消された事例もあります。また、臓器を摘出した後、切り口を完全に縫合し直してから、その家族または代理人に火葬するための署名をさせたという例もあります。誰もが臓器が盗まれたことに気づいていませんでした。

一部の法輪功学習者は、健常者だったが、精神薬物などを注射され、精神状態が異常に陥り、それでも秘密刑務所で迫害を受け続け、最後には臓器を摘出された上、火葬されました。

収監された人は二度と生きたまま出ることはありません。2001年当初から監禁されてきた約6千人のうち、4分の3の人が、すでに心臓や腎臓、角膜、皮膚などを摘出された後、体を焼却処分されました。私の知る限りでは、いまだに約2千人の法輪功学習者が収監されています。中共政権は証拠を隠滅するために、すぐに彼らを殺害するのではと心配しています。

==問==:あなたはどうやってこの内幕を知りましたか、ご自身が臓器摘出に関与した医者でしたか?

==答==:私は遼寧省血栓中西医結合医院に勤めていました。そこは秘密刑務所の設立場所です。直系親族の中には、臓器の摘出手術に参与した人がいます。このことは私たちの家庭に巨大な苦痛をもたらしました。

 

==問==:あなたが知っているすべての事を語ってもらえますか?

==答==:2001年から、遼寧省血栓中西医結合医院で法輪功学習者は監禁され始めました。最初は、病院の裏庭にある一階建ての部屋に収容されていました。後にその部屋が取り壊され、法輪功学習者の姿が消えました。多くの病院スタッフの間では、彼らは病院にある巨大な地下施設に秘密裏に転移されたとの噂が流れていました。

当時、病院総務課の仕入れ担当は、購入する食材や、手術手袋などの医療備品と日常生活用品の量が急激に増加したと漏らし、関係者が当時の仕入れ規模から試算した結果、少なくとも6千人以上が監禁されていると言っていました。

これらの法輪功学習者は病院の4階建ての入院部や、診療部などの公の施設には収容されていないため、医療関係者は彼らの姿を見かけることはほとんどありません。たまに1階で検査を受ける法輪功学習者を目撃したことはありますが、皆非常に衰弱し、移動ベッドで運ばれていました。あるスタッフは病院の高層部になぜこんなに大量の食材や、医療備品、日常用品などを仕入れるのか、どこにそういう人を監禁しているかと聞きましたが、「あなたたちは自分の本職を全うすればよい、ほかのことに関心を持つ必要がない」と返されました。

2001年から私の家族は臓器を摘出する手術に参与し始めました。最初家族はこのことを隠していました。病院側は各方面において非常に信頼している医者にこの秘密手術を執刀させました。次第に私は家族が非常に苦しんでいることに気づき始め、その家族は頻繁に悪夢を見るようになり、パニック状態に陥っていました。再三問い詰めた結果、家族は2001年から病院の上層部の要求で法輪功学習者から臓器を摘出する手術に参与したと告げました。そのときはすでに2003年でした。数年間の間に、このような臓器摘出に関与し続けたため、家族は耐え難い苦しみに見舞われ、精神状態が限界に達し、これ以上この病院に留まりこの罪悪な仕事を続けることが不可能と判断し、逃避するため中国から脱出することにしました。

家族は私に、「あなたは私の苦しみをわかりません。これらの法輪功学習者はまだ生きていたのです。死人の体から臓器を摘出するならともかく、これらの人たちは生きていたのです」と話しました。

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