人権聖火リレー:独ベルリンに到着、中国人権問題重視呼びかけ

2007年08月19日 17時15分
 【大紀元日本8月19日】人権聖火を擁護するドイツ人スポーツ選手を含む百人近い応援者は、独ベルリン現地時間の8月18日に、聖火を高く掲げて、ベルリンのオリンピック・スタジアムを出発し、ベルリン市街を通り、各界に対して、北京五輪開催前に中国の人権問題を重視し、関心を寄せるよう呼びかけた。

 カナダ政府元閣僚デービッド・キルガー氏および国際人権弁護士デービット・マタス氏が率いる「法輪功(FalunGong=ファールンゴン)迫害真相聯合調査団(CIPFG)」の呼びかけに応じ、人権団体「国際人権協会(IGFM、本部・フランクフルト)」等が主催した人権聖火グローバル・リレーは18日、ベルリン・オリンピック・スタジアム前広場で、リレー開始の式典を行い、前東独ナショナルチーム短距離のアイネス・ガイペル(Ines Geipel)選手によって、先日アテネで点火された聖火を受け取った。ドイツ警察の車が先頭をし、ガイペル選手が率いる百人近い応援者の先導をする中で、ベルリン市街を通り、「強制労働収容所を廃止」、「法輪功に自由を返す」のスローガンを掲げ行進し、人々の注目を引き寄せた。

 聖火は最終目的地のベルリン繁華街にあるカイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche)広場前に集まり、応援者たちは中国共産党(中共)に対して、生きた法輪功学習者を対象に臓器を摘出し、利益を貪る犯罪行為を非難すると同時に、各界に対して、北京五輪前に中共当局が行っている人権侵害に注目するよう呼びかけた。

 主催側によると、10月まで欧州各国でリレーが行われるとし、これから先の1年間は世界5大陸30カ国100以上の都市を巡り、国際社会へ中国の人権問題を重視するよう呼びかけ続けるという。

 聖火ランナーを務めたガイペル選手は、かつて女子400メートルリレーの世界記録保持者で、多くの東独スポーツ選手と同様に、知らされずに長期にわたり興奮剤を服用していたため、健康を損なった。ゲイペル選手は興奮剤で記録を取ったことにこだわり、ドイツ陸上協会に対して、記録保持者名簿からの除名を自ら求めた。

 一方、リレーに参加したもう1人の聖火ランナーで、前東独女子ハンマー投げのカリガ選手も同様に知らされずに興奮剤を長期にわたり服用していたため、男性的特徴が現れ、性転換手術をする羽目になった。ドイツ統一後、カリガ選手は、旧東独政府がスポーツ選手に対して、薬物の服用を強要し
18日(ベルリン現地時間) ガイペル選手(右)は、各界に対して北京五輪開催前に中国の人権問題を重視し、関心を寄せるよう呼びかけた(中央社)

たことを暴いた。

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