ガンに対するもう一つの見方

2014年03月25日 07時00分
【大紀元日本3月25日】現代では、経済的に発展した国の死亡原因の第一位はガンである。ガンは早期発見、早期治療が必要だと一般的に言われているが、インド伝統医学の専門家であるアンドレアス・モリッツ(Andreas Moritz)氏は著書『ガンは病気ではない』の中で、異なる意見を呈している。

 モリッツ氏は1954年にドイツで生まれ、現在は米国で暮らしている。インド伝統医学(アーユルヴェーダ)の専門家として、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどで多くの要人の健康顧問を務める。食療法、栄養学、各種の自然療法および中国の伝統医学や西洋医学にも精通し、30年以上の医療経験を有している。モリッツ氏の意見を以下にまとめた。

 ガン細胞を恐れるな

 普通の成人の場合、毎日300億の人体の細胞が死んでいる。そのうちのガン細胞は、ほんの1%から10%。言い換えれば、ガン細胞は常に発生しており、成人の場合は毎日数百万のガン細胞が発生していることになる。

 ガン細胞の生成と死滅は普通の細胞と同じように、常に体内で起こっている。このような新陳代謝は、大小便の生成と排泄と同じように、当たり前の生命現象であり、まったく恐れる必要はないとモリッツ氏は解説している。

 腫瘍は精神的なことと、乱れた生活習慣が主な原因

 モリッツ氏によると、ガン細胞は常に生成されているが、ガン細胞が蓄積して腫瘍になる率はさほど大きくはない。発生したガン細胞が消滅されず、蓄積して腫瘍になるのは内分泌機能の乱れや免疫機能の低下が強く関わっている。

 内分泌機能の乱れと免疫機能の低下を引き起こす主な原因は、長期的な精神的、心理的問題や生活習慣、生活環境にある。

 ガンの治療法の考察

 現代医学のガンに対する治療法は主に手術、化学療法、放射線治療がある。これらの治療法は心身に多大な負担を与え、腫瘍を形成する体内の病態環境を更に悪化させてしまうこともある。器官梗塞などのやむを得ない場合を除き、これらの治療は避けた方がいいとモリッツ氏は主張する。

 モリッツ氏によると、このような治療を受けても、5年間の生存率はわずか7%。そして、このような治療を受けなくても、早く死ぬとは限らない。

 実際、死体を解剖してみると、33%の男性は前立腺癌に罹っていたが、前立腺癌で死亡するのは1%である。死体解剖で見つかる甲状腺ガンと膵臓ガンも、臨床検査で見つかる同類ガン患者の30倍から40倍にもなる。

 つまり、多くの人はガンに罹っていることを知らないまま、別の問題で亡くなっているのだ。

 ガンの自然治癒も可能

 イギリスのあるガン患者は医師から「死」を宣告された後、残り少ない人生を楽しむために、世界旅行へ出かけた。1年経っても体調に異変はなく、病院へ再検査に行くと、ガンが消えていたという。

 身体の代謝が良くなれば、ガンは治るという研究報告もある。重要なのは新陳代謝、免疫機能および体内の有害物質を排泄する機能がきちんと働いているかどうかである。

 死体解剖から分かるように、多くの人はガンに罹っていたが、死ぬまで知らずに寿命を全うする。すでに転移があり、医者に見捨てられたガン患者でも完全に回復した例もある。

 本当にガンを治療するのは、体に備わっている免疫機能なのだ。

 ガンの予防法

 腫瘍の発生を防ぐためには、食事をしっかりと管理しなければならない。砂糖を含む食品、ハンバーガー、鶏肉、牛乳、コーヒーを含む食品、トランス脂肪酸を含むパンやビスケット、ブタ肉、牛肉、鴨肉、魚介類、カニ、硬化油、サラダ油、抗生物質などの過量摂取はすべてガンのリスクを増加する。多量の飲酒、喫煙、不規則な生活、環境汚染、緊張、ストレスはもちろん免疫機能に悪影響を与える要素である。

(翻訳編集・東方)
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