子どもの頃の悪夢 かつては第二次世界大戦のパイロット?【未解決ミステリー】

2001年5月1日、2歳になったばかりのジェームス君は、突然夜中に悪夢を見るようになり、両親のレイニンガー夫妻は非常に困惑していました。
一方、この時期からジェームス君は、本の中の「硫黄島」の写真を指差して、自分の飛行機は硫黄島の近くで日本軍に撃墜され、砲弾が飛行機のエンジンに直撃したのだと話すようになり、様々な機種の飛行機を詳しく説明することもできました。

ジェームス君の悪夢がより鮮明になるにつれ、レイニンガー夫妻は息子の言葉のピースを順番につなぎ合わせてみたところ、 彼が操縦していたのはコルセア戦闘機であり、第二次世界大戦の硫黄島空戦で日本の敵機に衝突され、炎上して海に墜落したということにたどり着きました。

ジェームス君の父、ブルースさんの調査により、息子の言う空母ナトマ・ベイは確かに1945年に米海軍の硫黄島攻撃に参加しました。
さらに驚くべきことに、第二次世界大戦中、太平洋上の空母で「戦闘機」のパイロットを失ったのは硫黄島付近だけであり、そのパイロットの名前は、まさに「ジェームス」でした。フルネームはジェームス・ヒューストン・ジュニアです。

この頃、ブルースさんはナトマ・ベイ退役軍人協会のパーティーに参加し、ジェームス君の夢に出てきた、同じくパイロットだった親友のジャック・ラーソンという手がかりを追って、調査をし続けていくことにしました。
その後、ブルースさんはラーソン氏の話から、これまで子どもが話してきたことがすべて真実であったことを確認しました。

レイニンガー夫妻は、自分の息子がヒューストン・ジュニアの生まれ変わりであることを確信した後、ヒューストン・ジュニアの姉アンさんを見つけました。この時、アンさんはすでに84歳で、弟が殉職したことをようやく知れたアンさんは、レイニンガー夫妻の言ったことを信じ、教えてくれたことに感謝の意を表したのでした。

ジェームス君の悪夢は、8歳になるまで続きました。しかし、彼の「恐ろしく激しい」生前の葛藤の様子は、初期のまだ幼い頃に比べると遥かに穏やかになり、目を覚ましてちょっと泣く程度のものになりました。

 レイニンガー夫妻は、息子の体験をもとに『ソウル・サバイバー: 前世の記憶を持って生まれてきた子とともに(Soul Survivor: The Life and Times of a World War II Fighter Pilot)』という本を出版し、多くのメディアに注目されました。彼らの話は多くの人が輪廻転生を信じるきっかけにもなりました。

詳しくはEPOCH TVをご覧ください。
https://www.epochtimes.jp/2021/04/90053.html

扶揺
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