カナダ食品検査局は10日、アルバータ州産の牛1頭について、BSE(牛海綿状脳症)検査を行っていると発表した。ただ業界関係者は、検査が陽性でも輸出に影響が出ることはないとしている。
食品検査局が検査を行っているのは、アルバータ州の農場で死んだ生後50カ月の乳牛。BSE調査プログラムで引っかかった。
同局によると、初期検査では陰性が確認できなかった。反応が陽性なら2003年以来7例目となる。
食品検査局は、この牛の体の部位は人間および家畜向け食品流通に乗っていないとしている。
[ロイター10日=ウィニペグ(カナダ・マニトバ州)]
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