印刷版   

ホテル前で抗議する群衆(大紀元)

中国四川省:ホテル女性従業員惨殺事件、群衆1万人が警察と衝突

 【大紀元日本1月18日】中国四川省大竹県の莱仕徳(ライシーダ)ビジネスホテル(NEST BUSINESS HOTEL)に勤務していた十代の女性接待係が暴行を受け惨殺された事件で、ホテルと地元行政・警察との癒着関係に憤りを募らせた民衆がホテル側に対して犯人の追求を迫った。それに対して、当局は武装警察を大量に出動させ、民衆と衝突した。怒りに燃えた民衆はホテルを放火するものも出て、負傷者が多く出ているとみられる。情報筋によると、同ホテルが開業して半年も経たない内に、これまでに少女2人が同様の暴行事件で殺され、今回が3人目の犠牲者であるという。



 四川省の地元ネットサイトの掲示板情報によると、莱仕徳ホテルは半年前に開業した四ツ星のビジネスホテルで、被害者・楊莉さん(当時15歳)は昨年10月から同ホテルで接待係として勤め始めた167センチの奇麗な少女だという。

 情報筋によると、被害者は昨年12月31日に、政府高官3人を接待したのち、下半身が大量出血し、死亡時には、ひどく殴打されたことで歯は数本も折れ、舌は噛み千切られ、乳首は切断され、下半身は爛れていたという。ネットサイトの情報によると、被害者は県病院へ運ばれたが、その病院は封鎖されたという。一方、ホテル側は少女はアルコール中毒で死亡したとし、外部に対して明確な発表はない。

 これに対して、被害者側家族とそれに同情した民衆が、ホテル側に対して犯人を追求し続け半月が経っても何の回答も得られなかったという。ホテル前には数千人に上る民衆が12日から連日集結していた。ホテル側はことを大きくしないように、50万元(約770万円)で和解しようと試みたが、被害者側の家族に拒否された。

 16日、ホテルのまわりについに1万人以上の民衆が集まった。当局は大量の武装警察と部隊を出動させ、高圧放水によって群集を追い散らした。17日、現場を見学に来た数百人の学生は警察に暴力をふるわれ、多くの学生が負傷した。怒りが爆発した学生たちがホテルに入り、ものを壊し始め放火したという。当時、現場に集まった民衆は5〜6万人もいたという。情報筋によると、現在、公安局や警察は大竹県へ集合した学生らを制圧しており、多くの学生が連行されたという。

 同ホテルの従業員(自称)の話によると、これまでにすでに2人の少女が死亡し、関係者は口を封じられ、ホテル側は2人の少女の指に注射の痕を作り、2人ともに自分で薬物注射して死亡したと対外的に言いふらしたことを明らかにした。さらに、秘密を知ってしまったホテル側の警備は、殺害され口止めされたという。

 情報筋によると、同ホテル経営者は大竹県西城派出所の徐大強・所長であり、地元行政府高官や警察当局と癒着関係にあるという。
炎上する衝突現場のホテル(大紀元)
炎上する衝突現場のホテル(大紀元)


 (07/01/18 16:57)  





■関連文章
  • 四川省土地強制収用:突然の審理延期に怒り爆発、農民ら千人以上裁判所前に集結(07/01/10)
  • 中国チベット:伝統祭りに武装警察5千人、中共党員の参加禁止(06/12/17)
  • 中国のサル、3年間のダイエットで減量に成功(06/12/10)
  • 武装警察千人が請願農民を駆散 信用を失う広東政府=RFA(06/11/24)
  • 中国福建省:強制土地収用で、農民と武装警察が衝突、村民十数人負傷、重体も(06/11/16)
  • 中国四川省広安市暴動事件続報:抗議する住民、当局の対応に怒りの声(06/11/15)
  • 中国四川省広安市:大規模官民衝突、死亡者も(06/11/13)
  • 中国江西省学生暴動事件:武装警察出動の物々しさと学生との衝突伝えるビデオ映像(06/11/01)
  • 中国江西:カンジャン地区の学生暴動、他の学校にも波紋(06/10/31)
  • ナオミ・キャンベル逮捕、ロンドンで暴行容疑(06/10/26)
  • 中国四川:土地強制収用問題で大規模衝突(06/10/22)
  • 米女児殺害事件:容疑者の訴追見送り、捜査は振り出しに(06/08/31)
  • 高智晟弁護士、自宅前で警察から暴行受ける(06/07/31)
  • 四川省:ブタ感染症再発生、死亡者31人、香港でも確認(06/07/31)
  • ナオミ・キャンベル、2人目の家政婦にも暴行で起訴される(06/06/27)