1997年に夫が肺がんで死亡したのは喫煙が原因だとして、オレゴン州在住の未亡人がたばこメーカーの米フィリップモリスを相手取り、7950万ドルの懲罰的損害賠償支払いを求めていた訴訟で、連邦最高裁は20日、同損害賠償金支払いを認めた州裁判所の判決を破棄した。
連邦最高裁は、下級審判決が原告以外の他の喫煙家への被害も考慮しているのは違憲だとして、5対4の僅差で破棄を決めた。
フィリップモリスはアルトリア・グループ(MO.N: 株価, 企業情報 , レポート)の子会社。
今回の訴訟は、懲罰的損害賠償に一定の上限を設けるべきだとする企業側から注目されていたが、法律専門家によると、製薬会社や自動車会社を相手取り起こされている同様の訴訟に影響を与える可能性があるとみられている。
[ワシントン 20日 ロイター]
(07/02/21 15:34)
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