ロシアのプーチン大統領は、米国がミサイル防衛システムの東欧配備計画を進めれば、ロシアは、ミサイルの照準を欧州に向けていた冷戦時代の姿勢に戻るとの考えを明らかにした。大統領は、3日遅くに公表されたインタビューで、ロシアの態度が欧州での軍拡競争の復活を招く恐れがあることは認識していると語った。
さらに、軍備増強を始めたのは米国であり、ロシアはその結果には責任を持たないと述べた。
ロシアは冷戦終結以降、特に欧州に向けたミサイル配備を行っていなかったが、米国がミサイル防衛配備計画を進めた場合には冷戦時代に戻る可能性があるかとの質問に対し、大統領は「当然ながら(冷戦時代に)戻るだろう」と答えた。
また「米国の核戦力の一部が欧州に出現し、われわれにとって脅威となれば、それに対抗する措置を取らざるを得ない」とし、「その措置とは、欧州に新たな標的を持つということになるだろう」と語った。
プーチン大統領の発言は、6日から始まる主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)を控え、主要各国のメディアに公表された。
[モスクワ 3日 ロイター]
(07/06/04 10:17)
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