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軍人7万人がチベットに進駐、専門家は中共を非難

 【大紀元日本3月19日】香港メディアによると、現在チベットでは7万人の軍人が進駐しており、外国人記者らは追い出され、緊張した情勢であるという。香港中国問題専門家の蔡咏梅氏は中国共産党(中共)が軍事的にチベットを占領したと非難し、チベット問題を解決するには中国の民主化の実行しかないと主張した。

 3月10日はチベット民族蜂起50周年。その前から、中共はチベット、青海、甘粛、四川等のチベット地区に対して警戒を厳重にした。04年にダライ・ラマの取材記事で人権報道賞を受賞した香港開放雑誌の執行編集者・蔡咏梅氏は、中共が軍事的にチベットを管制し、再びチベット民族の人権を侵害したと指摘した。

 *大軍進駐、チベット地区封鎖

 蔡氏は、「真相は明らかである。当局がいう解放とは軍事占領である。すべての外国人記者、香港・マカオを含む外国人旅行者らは今、「九寨溝」には入れなくなった。そこの区域は全部封鎖された。大軍が進駐し抑えているからだ。当局はチベット人を解放したというが、それならチベット人は当局を擁護するはずなのに、何故大勢の軍人でチベット人区域を包囲するのか?チベット人の声は全く殺されてしまったのだ。チベット人は抑圧と迫害を受けた民族だ。13億の人口を持つ政権を握る者に完全に制圧されている民族だ」と指摘した。

 中共の世論でチベット人の人権記録は良好であるという宣伝に対して、蔡氏は「パンチェン・ラマ10世伝記」を引用し、かつて統一戦線政策対象にされていたパンチェン・ラマ10世も中共がチベット文化を破壊することに対して非常に不満を持っており、チベット民族・宗教の絶滅政策を非難し、周恩来前総理宛に「7万言書」を送った例を挙げた。

 蔡氏は、「パンチェン・ラマは本を書く前に、チベット人地区を視察したときに、チベット人がパンチェン・ラマに対して民族と仏教を絶滅させないように救いを求めた」と示した。

 パンチェン・ラマの著書では、文化大革命の時にチベットの仏教寺院が殆んど破壊されて、大昭寺等3つの寺院しか残されていないことと、すべての僧侶や尼僧が還俗(げんぞく)させられたことを含む多くのデータを記した。蔡氏は、「映画『梅蘭芳』の中で、日本軍が中国を占領した時に、中国の伝統文化を残した。しかし、中共はチベットを占領した時に、人を統治するだけではなく、文化まで消滅させるのだ」と強調した。

 *中共解体、民主到来

 一方、国際社会が中共とダライ・ラマが対話でチベット問題を解決することを望んでいることに対して、蔡氏は、中共の解体が唯一真にチベット問題を解決する方法であると示した。蔡氏は「チベット人は抑制・迫害・侵略・占領に反対するにしても、中国の民主化と結びつけることが必要である。中共が一党専制の中央集権主義体制を続ける限り、チベット問題は解決できない」と強調した。

 蔡氏は「例えば今、香港の最大の問題とは民主化である。われわれは直接選挙がなければ望みもない。現状では直接選挙は無理だが、求めることは必要だ。われわれは香港の民主化を求めることと大陸の民主化を求めることを結びつけていくことが必要だ」と主張した。

 (記者・李真、翻訳編集・余靜)

 (09/03/19 01:16)  





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