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中国四川省アバ州:武装警官、チベット寺院を包囲封鎖

 【大紀元日本3月6日】中国四川省アバ州賽格寺のラマ僧数百人は3月1日、街頭で中国共産党の弾圧行為に抗議するデモを行った後、同寺院が武装警察により包囲された。「国際チベット独立支援運動」(米国)が伝えた。

 3月10日はダライラマがチベットからインドへ亡命して50年目にあたる。また、14日はラサの暴力抗議デモ1周年であることからチベット人居住地区では明らかに緊張が高まっている。

 中国共産党政府職員がラマ僧たちの行う伝統的な祈祷大法会を禁止したため、賽格寺ラマ僧数百人が寺院を出て、アバ州街頭でデモ行進を行い祈祷の自由を要求した。今回のデモと2月27日のラマ僧の焼身自殺抗議事件はアバ州の同じ地区で起きているという。

 2月27日、四川省のチベット族僧侶(24)が、格尓登寺付近の街頭で焼身自殺し、中共当局の伝統的祈祷大法会阻止に対し抗議した。目撃者によると、この僧侶が全身炎に包まれていたにもかかわらず、警察官は彼に向け3発発砲。倒れた後に消火作業を行い、パトカーで運び去ったという。

 また3月1日のデモ行進は開始後わずか数分で武装警察が現場に現れ、ラマ僧たちも寺院へ引き返したという。武装警察は賽格寺を包囲し、寺院内のラマ僧たちは厳しく監視されていると見られる。中国メディアに報道は今回のデモに参加したラマ僧はおよそ600人と伝えているが、米国ニューヨークに本部を置くフリーチベット学生運動によると、参加したのは50人であるという。

 フリーチベット学生運動によると、ラマ僧たちが賽格寺を出てデモを行った時、300~400人の武装警察官に阻止され、寺院はすでに封鎖。寺院周辺の主要道路にも多くの兵士が配置されている。

 またAP社によると、アバ州職員と多くの現地住民、旅行会社従業員などに取材したが、デモが起きたことを否定、あるいは何が起きたか知らないと答えている。

 チベット亡命政府スポークスマンは、インド・ダラムサラにおいても発生の事実を証言したが、詳細は把握していないと伝えている。

 また中国共産党当局がチベット歴新年を前にしてチベット地区に対する監視・抑圧を強めたことで情勢が緊迫したとして、亡命政府は当局を糾弾した。2月25日はチベット歴新年であり、伝統上、祝賀活動は15日間続けられる。同月28日から3月11日まではチベットの大祈祷節にあたる。

 
(翻訳・坂本)


 (09/03/06 06:49)  





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