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苦難と身を削るような努力で、新境地(clipart.com)

試練を乗り越え、生まれ変わる

 【大紀元日本12月28日】

 空高く舞い上がり、力強く飛ぶ鷹(タカ)の一生をご存知ですか?

 鷹は鳥類の中でも寿命がもっとも長く、70年ほど生きることが出来るといわれている。しかし、実際にその長い命を全うするためには、40年という節目に、必ずや一つの大きな試練を乗り越えなければならないのだ。

 40歳ごろになると鷹は爪の老化が始まり、獲物を捕らえにくくなり、くちばしも長く伸びすぎて、胸まで曲がってくる。さらに、羽が多く、分厚くなりすぎているため、重くて飛びにくくなる。

 この時期の鷹には二つの選択しかない。このまま何もしないでただ死ぬのを待つか、自らを変えるために様々な苦痛に耐え、【試練を乗り越え】生まれ変わるか、どちらかである。

 鷹の中の勇者達は、やがて渾身の力を振り絞って絶壁に飛び上がり、巣を築く。最初の50日間で、岩石を突いて痛みに耐えながらくちばしを削り落とし、再び生え出るのを静かに待つ。そして、次の50日間で、生え出たくちばしで、さらなる痛みに耐えながら爪を剥ぎ取り、再生するのをさらに待つ。最後の50日間で、生え出た爪で、古い羽を1本1本抜き取っていく。この150日間の間、鷹は生まれ変わるために、ひたすらさまざまな苦痛に耐えて過ごすのである。

 やがて鷹は、新たなくちばしと、新たな爪と、新たな羽が揃った翼で、再び、次の30年に向かって羽ばたくのである。

 孟子の教えに「天の将に大任を是の人に降さんとするや、必ず先づ其の心志を苦しめ、其の筋骨を労し、其の体膚を餓やし、其の身を空乏し、行ひ其の為すところに払乱せしむ」というのがある。苦難にじっと耐え、身を削るような努力をする、それをする勇気と精神力の持ち主だけが、新たな境地を迎えることができるのだ。

(翻訳編集・心明)


 (09/12/28 05:00)  





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