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夕暮れの新宿と富士山(KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

ある中国人から見た『日本の不思議』とは何か?

 【大紀元日本2月21日】最近、中国の瀋陽市から日本に来た一人の中国人が、日本に少し滞在して見たり聞いたりした『日本の不思議』と思われる事柄などを率直に語ってくれた。日本の方々はこれらを読んでどのようにおもわれるだろうか?

 1.頭が良く大きなカラス

 日本にいるカラスは色が真っ黒で、中国のカラスの2倍程あり、鷹と同じくらいの大きさには驚いた。日本に来たばかりの中国人の友人も皆それには驚いたという。それだけではなく、日本のカラスの頭のよさにも驚いた。なんと、人間に飼われているあるカラスは人間の簡単な言葉をもマスターしているのだという。さらに、封をしているゴミ袋を口ばしでいとも簡単に開けてしまうというおそるべき頭脳の持ち主なのだ。

 2.指導者に対する批判は言いたい放題の国

 日本のテレビやラジオの放送では、毎日のように国の指導者や政治家への批判がおこなわれている。番組の司会者や評論家が好き放題に彼らのことを批判しているのを見たり聞いたりした中国人はまず一様に驚きを隠せない。日本に来たばかりの中国人はなおさら、驚いて絶句する。もちろん今の中国ではありえないことだからである。

 3.自殺や過労死が頻繁に発生

 日本の社会は非常に競争が激しく、仕事の圧力もかなり大きい。それ故、過労死などのニュースがよく報道されている。また、仕事に失敗したために、自殺するケースもよくあるようだ。他の国と一番違うところといえば、日本ではよく一家心中することである。自殺者が自分の死後、残された家族の生活を心配し、周りの人に迷惑をかけたくないが故に家族全員を道連れにするそうだ。

 4.動物にたいする手厚い保護

 日本社会では野良猫が多く、どこへ行ってもそれらに必ず餌を与える人がいる。また、鶴、白鳥、野鳥、ハトなどの鳥類なども人間を怖がらない。先日、一匹のオオカミが山に閉じ込められたと報道され、関心を寄せた多くの民衆が現場に駆けつけただけでなく、自衛隊も出動し、その上3人の専門家までが派遣されるという大騒動があった。日本は動物を愛護する国なのだ。

 5.東京の至る所で中国語が聞こえる

 私は今まで3回ほど東京を訪れ、2週間ほど滞在した中で、最も印象に残ったのは至るところで中国語が聞こえたことである。特に朝晩の通勤時間の電車の中で聞こえ、各車両には少なくとも2〜3人がいたことになる。また、新宿、新大久保などの地区ではどこでも中国語が飛び交うので不思議に感じたと同時に、親近感を覚えたものである。

 6.日本の冬の方が寒い

 来日する前に、日本の冬の気温が平均1℃と聞き、自分の住む瀋陽市の温度が氷点下15℃でそれに比べたらたいした寒さではなく(マイナス35℃の時もあった)、自分にとってはまるで春のような気温だろうと思っていた。しかし、来日後、日本の冬は瀋陽市の氷点下30℃の時と大差がないことが分った。主な原因としては、日本の空気は湿気が多く、全室用のための暖房設備もなく、各部屋にある1つのストーブで体を温めるしかなかったからだ。私が日本で過ごした最初の冬、中国にあるすべての防寒着を親に郵送してもらった。普段はセーターの上にシャツを着て、その上からさらに冬のジャケットを羽織っても時々寒く感じる事があったからだ。

 7.クマの猟をしても違法ではない

 日本の山からクマが出没し、民家の畑を破壊し人々を襲うことは毎年、ニュースで報道されている。意外だったのは、日本ではクマの猟をしても違法ではないのだ。山に入りクマの猟をして、クマの皮を取り、熊肉を食べても構わない、逆にクマに襲われても文句は言えないのだ。

 8.日本の警察、政府機関の対応が親切

 日本の警察や政府機関の関係者は一般の人に親切である。例えば、道を尋ねると、地図を書いてくれたり、わざわざ目的地まで連れて行ってくれたりするのだ。私が以前、大使館を用事で訪ね列に並んでいたとき、入口で警備をしている警察官と暫く世間話をしたりして親しみが持てた。また、不満があれば、直接クレームをつけることができるし、腹が立ち、ちょっと大きな声をあげても何もされない上、場合によっては相手が謝ってくれることもあるのだ。

 9.鶏肉より果物や野菜の値段が高い

 スーパーでは鶏肉が、野菜や果物の3分の1の値段で買える。また、日本では普通サイズのスイカ1個分の値段が、中国ではトラック1台分が買える程高いのである。日本に長期滞在する友人は、程度こそ違うが太る傾向にある。なぜなら、皆が安い鶏肉とタマゴばかり食べ、果物と野菜は値段が高くて買うことができないからだ。

 10.車の騒音を増すために100万円の改造費

 車からの騒音が大きければ大きいほど恰好がいいと思う日本人がおり、わざわざマフラーの部分や他の部分にお金を出して改造している。来日したばかりの時に、車の騒音が中国に比べて3台分のトラクターの音より大きかったのが印象的だった。因みに、車を改造する日本人は皆、車が大好きなのだそうだ。

(翻訳編集・豊山)


 (10/02/21 05:00)  





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