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高血糖値は衝動的な決断に抑制効果あり(AFP/Getty Images)

研究:物事を決断する時、まず甘い食品を食べる方がよい

 【大紀元日本2月7日】米国『心理学』雑誌に最近発表された研究報告によると、血糖の濃度が決断時の感情要因を左右していることが分かった。血糖濃度が高い時には、血糖濃度が低い時より、衝動的な決断を下しにくい傾向がある。これによって、大事な事を決定する前に、まず糖分を補給するよう研究者は勧めている。

 米国のサウスダコタ大学の研究者によって行なわれたこの実験は、空腹状態の65人の学生を2グループに分け、一つのグループに人工甘味料の飲料、もう一つのグループに糖分を含む飲料を飲ませて、それぞれ血糖値を測定した後、「少ない額の金を今日もらえる方がいいのか、多い額の金を将来もらえる方がいいのか」という質問に答えてもらった。結果としては、血糖値が高いグループは、血糖値が低いグループより、「将来多い額の金をもらえた方がよい」と答えた人が多かった。

 この研究チームのリーダーで、心理学者の王小天氏は、この結果に関して、「食事を食べる事と同じで、血糖値が高ければ少し待つことができる」と分析した。血糖濃度は飲食行為を制御することだけではなく、物事の決断にも影響しているようだ。血糖値が高ければ、衝動的な決断を下しにくい傾向がある。

 王氏によると、カロリーゼロの無糖飲料を飲む人は「エネルギー不足」という情報を脳に伝え、この情報を受け取った脳はそばにあるものをすぐに手に入れるように判断した。このことから空腹の状態に無糖飲料を飲むとヒトは興奮しやすくなると同氏は述べている。

(翻訳編集・市村)


 (10/02/07 05:00)  





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