深圳市、川汚染が深刻化 300万人に影響

2013年09月02日 17時05分
汚染された川 (ネット写真)

【大紀元日本9月2日】工業廃水や生活汚水の垂れ流しで、広東省深圳市を流れる茅洲河及びその支流は深刻な汚染に見舞われ、川沿いに住む300万人の生活環境に悪影響を及ぼしている。

 住民によると、1960年代に直接飲用できた川の水は、工業団地と人口の増加で90年代以降、水質が年々悪化し、今では「黒い河」、「臭い河」となった。周辺で悪臭が漂い、住民が窓を開けられないほどだという。

広東省環境観測センターがこのほど行なった調査によると、同川の主流と15の支流の水質は最低基準のV類よりも下回り、アンモニア態窒素、全燐が基準を超えているという。さらに、深圳市内を流れる支流の老虎坑から基準値の23.2倍を超えるアンモニア態窒素が検出され、珠江デルタの最も汚染された川と言われている。

現在、流域内に7430社の企業があり、うち235社は毎日9.2万トンの工業廃水を排出しているという。「工場が密集していることが水質汚染の重要な原因である」と深圳市環境保護の関係者が指摘した。


                  (翻訳編集・楊 雪)


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