【医学古今】 蜂蜜で便秘を治療

2014年09月24日 07時00分

【大紀元日本9月24日】便秘には気滞、血虚、実熱、食滞、陽虚、気虚などさまざまな種類があります。簡単に言えば、便が硬くて出にくいパターンと便が硬くなくても出にくいパターンの二種類です。蜂蜜で治療できるのは、便が硬くて出にくいパターンです。

 蜂蜜を便秘に使う方法は、約2千年前の医学書『傷寒論』の中に詳しく記載されています。適量(200グラム前後)の蜂蜜を銅器(ステンレスでも可)に入れ、弱火で煮て、焦げつかないように撹拌しながら、中の水分を飛ばします。飴状になったら火を止め、冷めないうちに(冷めたら硬くなるから)手でまるめて、太さ約1・5センチ、長さ約4センチの座薬を作ります。この座薬を肛門に差し込み、手で押さえ、大便が出そうになった時に取り出します。この処方は、「蜜煎導」(みつせんどう)と言います。 

 これは子供、妊婦、出産後の女性、高齢者および体が弱い人の習慣性の便秘に最適です。副作用がなく、体に苦痛を与えずに通便できます。暫くこの方法を使い、その後には使わなくても排便できるようになります。習慣性便秘症体質の改善も期待できます。

 残念ながら、このような素晴らしい薬は市販されていません。試してみたい方は、自分で作ってみてください。
 

(漢方医師・甄 立学)

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