テニス=ステラ・アルトワ選手権でナダルが途中棄権、ウィンブルドン出場に黄色信号

男子テニスのステラ・アルトワ選手権は16日、シングルス準々決勝を行い、全仏オープンで2連覇を達成した第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)は第8シードのレイトン・ヒューイット(オーストラリア)と対戦したが、肩の負傷を理由に途中棄権した。

第1セットを6―3で取ったナダルは途中、左肩の治療を受けるなど、第2セットを3―6で落とし、第3セット前に棄権。ウィンブルドン選手権の出場が微妙となった。

第3シードのアンディ・ロディック(米国)は第6シードのフェルナンド・ゴンザレス(チリ)を6―4、6―3で下し、大会4連覇に向け大きく前進した。

このほか、第5シードのジェームス・ブレーク(米国)、ティム・ヘンマン(英国)らが準決勝進出を決めた。

[ロイター16日=ロンドン]