【台湾通信】大木のつぶやき

【大紀元日本6月18日】日本の皆さん、こんにちは。

台湾には、標高3千メートル以上の高山がおよそ250あります。高山に生きる大木は、平地の木より試練に耐えられるのでしょうか。青空、山、人間に自分の強靭な生命力を示して、大木はこうつぶやいているようです。

【不屈】(屈せず)=撮影・洪昭明

「青空くん、僕を見て!青空くんは僕の目標だ。青空くんと話せるように、毎日、一寸でもいい、僕の手足を精一杯伸ばそうとがんばっているんだ。青空くん、いつかきみと同じくらい高くそびえるから、見てて!」

【相依】(寄り添う)=撮影・洪昭明氏

「今朝も朝日を迎えたばかりだね、よっちゃん!昨晩の露は大丈夫?寒くなかった?僕は生きている限り、隣でよっちゃんをしっかり支えて守るから。僕もよっちゃんがずっと傍にいてくれるからこそ、生きる力が沸いてくるんだ。」

【不朽】(不朽)=撮影・洪昭明氏

「強風にも大雪にも屈せず、どんな姿勢でも、代々生き続けていくことができるんだ。禿の山じいさんが教えてくれたんだよ。」

(※)写真提供者である洪昭明氏は、「自然風人文空間工作坊」の主要メンバーで、台湾山岳文教協会理事、台湾原住民族産業発展協会理事などを務めておられます。台湾全島、中国、アメリカなどに足を運び、自然と人文の調和美を撮る「撮影の達人」です。【台湾通信】への写真提供に心より感謝申し上げます。

(台湾=記者・蘇燕)