生命の深層を催眠療法で探る

【大紀元日本5月1日】催眠法は、医療の補助療法として米国で普遍的に認められている。特に禁煙、麻薬中毒からの回復、ダイエットなどにとても良い効果が得られている。この分野で十数年活躍している杭明医師は、雑誌『新紀元』の最新号で催眠時に現れた生命の深層現象について紹介した。

催眠法により心身が最もリラックス状態になる

人は日ごろ、名誉、利益、情などに執着して、なかなか心静かに休むことができない。たとえ睡眠中であっても、やはり大脳は休むことなく緊張して活動している。しかし催眠法を使えば、体のすべての細胞が最もリラックスした状態で、人間の潜在意識や潜在能力が自然に現れてくる。

催眠状態で生命の深層現象が自覚できる

催眠法を使えば、人間の意識が固定観念に縛られた状態から解放される。そうすれば、普段信じられないことや感じないことを、見たり感じたりする。これによって、生命の深層を感知し、認識することができる。例えば、輪廻を信じない人が前世で自分が生活している様子が見えたり、わけが分からない病気に苦しんでいる人がその原因を自ら察知したり、人間関係に苦しんでいる人がその因縁関係を理解することができたりする。

催眠法による意識の昇華

催眠法を受けた人は、清明な意識を保ちながら、意識の昇華を感じることができる。催眠の状態に入ると、是非善悪の判断がより明確になり、違う空間に存在している生命が見える場合もある。特に生命が輪廻する過程で、善悪応報の事実がわかると、現実生活の中での不平、不満、不安の気持ちを簡単に抑えることができるようになる。しかも、日常において、善の心、善意で自分の周りのことに対処するようになるケースも多い。