日野皓正氏、学童ジャズバンドと七夕セッション

【大紀元日本7月10日】法務省の主導により、「社会を明るくする運動」第4回港区青少年健全育成大会in六本木が、7日午後1時から六本木ヒルズアリーナで行われ、港区区長・武井雅昭氏の「・・・犯罪のない街づくり・・犯罪者の更なる更正・・」という冒頭挨拶の後、法務大臣・長勢甚遠氏、東京都知事・石原慎太郎氏らのメッセージが代読された。

アトラクションでは、TV朝日の大木優紀アナウンサーが司会を務め、陸上自衛隊第一音楽隊、麻布バトンクラブ、ALSOK儀丈隊「ビバーチェ」、及び港区内の中学校吹奏楽部などが演奏した。また、特別ゲストとして世界的に著名なジャズトランペッター・日野皓正氏が南山小学校のジャズバンドとセッションを行い、思いがけないサプライズに場内から盛大な拍手が起こった。

「ジャズがうまくなるコツは?・・・高音をうまく吹くコツは?」と小学生に聞かれた日野氏は、「・・まずは体を鍛えること・・腹筋と背筋、それに太腿の筋肉がしっかりとしていなくては駄目だ・・それに毎日少しづつでもいいから練習すること・・そうすればジャズの神様が何かを教えてくれる・・それを信じることだ」と答え、夏休み前の小学生ジャズメンたちにとって思いがけないプレゼントとなった。 

小学校に上がる前から、父親からタップダンスとトランペットのスパルタ教育を受けたという日野氏は、わずか13-14歳で米軍キャンプのステージにプロとして立ち、当時の様子を述懐しつつも、「・・・今日はオジサン下手だったね・・ゴメンネ・・・」と気さくな一面を覗かせ、場内の笑いを誘った。世界的に成功したジャズマンとなった日野氏は、現在では全国の学生ら後進にジャズの指導をしており、「・・・まずスウィングすることとは何なのか・・これを最初に教えることが大切・・」と述べた。

ALSOK 儀杖隊「ビバーチェ」(大紀元)

麻布バトンクラブのチビッ子トワラーたち(大紀元)

陸上自衛隊第一音楽隊(練馬)による演奏(大紀元)