私用インターネット、勤務時間の2割

【大紀元日本9月5日】職場でコンピューターと睨めっこしながら、何やら真剣にプログラムを作成中-のふりをして、実はプライベートの友人とチャットしていた、という人も多いはず。調査によると、世界中のサラリーマンは、勤務時間の2割を私用インターネットに費やすという。ほとんどは私用Eメールで、その他にはオンライン・ショッピングや財テクをするという人も。ロイターが先月29日報道した。

ジョンス・ホプキンス大学教授のPatricia Wallace氏によると、インターネットは簡単にデスクからアクセスすることができ、周りの人も気付きにくいことから、多くのサラリーマンが仕事中、私用インターネットに没頭しているという。

米国の報酬専門調査サイトSalary.comの最近の調査によると、10人中6人の米サラリーマンは勤務中にサボったことがあると答え、そのうち34%の人はインターネットで暇を潰していると答えた。サボる理由としては、仕事がつまらない、勤務時間が長い、給料が低すぎる、仕事にやりがいがないなど。多くの会社は、仕事中の私用インターネットを損失であると考え、ネットを監視するソフトを導入したり、特定のウエブサイトにアクセスできないようにしている。

一方、Wallace氏は、勤務中の私用インターネットは悪いことばかりではなく、仕事の効率が上がる場合もあるという。「オンライン・ショッピングやドッグ・シッターのアレンジ、またはネット・バンキングなどにインターネットを利用すれば、従業員が2時間の昼食に出なくてもすむだろう」と述べ、この場合は、「ネットは時間をセーブするのに役立つ」という。

(翻訳/編集・楊/田中)