【草木染めの植物】葛(くず)

【大紀元日本9月11日】山野に自生するまめ科の多年草で、秋の七草の一つです。花は紫赤色の蝶形で茶花になり、茎はつる状で工芸品に利用され、また、繊維をとって布も織ります。根はくず粉として食用になり、薬用としては、解熱作用のある根湯という風邪薬でもよく知られています。

緑葉は染色に利用され、黄色、裏葉色を染めます。

葛(撮影=大紀元、2007年9月)

(文・ハナビシソウ)