台湾台中市内、朝の風景

【大紀元日本12月9日】台湾は、日本の沖縄よりもさらに南、亜熱帯に属する温暖な気候の土地だ。ゆえに、日本では冬だからといってうっかり冬用の外套を持っていくと、一汗搔くことになる。日本ではデフレでしかも経済が円熟停滞して、人々の気勢もあがらないこの頃だが、台湾の人たちにはまだまだ伸びる余地がある熱気と消費性向を感じる。

街頭は、車站(駅)の中心街を離れると、まだまだ日本の昭和30-40年代の町並みで何やら懐かしい気がするが、繁華街ともなると高層ビルの建設ラッシュが進む近代化の波が押し寄せている。街頭には、新型の日本車が走り、インターネットがあちこちで整備され、何やら若い台湾世代には自信が感じられた。

昭和30-40年代を偲ばせる懐かしい風景だ。(大紀元、2007.12.03)

現地では、インフレが進んでいるのか、物価が上昇しているようだが、まだまだ朝市に行くと、パイナップルやオレンジなどの果物は、特に日本からは想像もできない格安の値段で並んでいる。ここでとくに目についたのは、台湾太太(台湾のおばちゃん)の元気で旺盛な生活力であった。

台中市内・南京路近くの朝市の賑わい(大紀元、2007.12.03)

朝から威勢の良い、白菜売りの台湾太太(大紀元、2007.12.03)

一律1キロ30元(日本円で105-110円前後)の格安フルーツ、市内の朝市にて(大紀元、2007.12.03)

一個10元(日本円で30-40円程度)と格安(大紀元、2007.12.03)

市内の建国臨時市場の魚売り場で、「日本式鍋料理」の表示が見える。(大紀元、2007.12.03)

(記者=太源)