【台湾通信】祝!万乗が新たになる「鼠年」

【大紀元日本2月7日】日本の皆さん、こんにちは。

今日2月7日は旧暦のお正月で、今年は「鼠」年。十二支の中で鼠年が一番目に来ることから、古くから、『鼠来天開、萬象更新』(鼠が来ると天が開かれ、すべての物が新しくなる=万乗が新たになる)と言われます。今年こそ人々が、さらなる善良と寛容の心を以って、世界平和と天候の順風を迎えられるよう、お祈りいたします。

さて、大晦日の夜には、台湾でも一家が団欒して先祖にお供え物をし、家族全員がテーブルを囲んでご馳走を楽しんだり、1年の労をねぎらったりします。

台湾のごくごく普通の人々は、どのようにして年を越すのでしょうか?写真でご紹介したいと思います。

花が開いたような形の「発糕」は縁起がよいものとして、お正月には欠かせない甘いデザート。「発糕」は「発高(高くなる)」と音が同じなので、次第に昇進するという意味に理解されている。(大紀元)

各種の「年糕」(手前左は椎茸、赤ねぎ、干し蝦などの具材が入った塩味のもち、奥のほうにある赤っぽいのが小豆もち)(大紀元)

各種の「年糕」(左から、甘いもち、「発糕」、大根もち)。「年糕」も「年高(年々向上する)」と掛けた縁起物(大紀元)

「春聯」、赤い紙に縁起のいいことばを書いて、お正月に壁に貼る。この「春聯」は、「生意興隆」(商売繁盛)、「祥雲集家声遠」(祥雲が家にどっと集まり、その家のよい名声が遠くまで伝わる)。赤は邪気を追い払うことができる。(大紀元)

鮮やかな花で家を飾る。(大紀元)

鮮やかな花で家を飾る。(大紀元)

いろいろなお節料理が一杯並べられた円卓。(大紀元)

円卓にいろいろなお節料理を一杯並べ、一家団欒の前に、仏壇左側の先祖に線香を立ててこの一年の無事を報告する。(大紀元)

一家団欒の食事の後、大人から赤い袋に入ったお年玉をもらった子供たち(大紀元)

(台湾記者=蘇燕)