流行語で読み取る激変の中国(18)

【大紀元日本1月6日】

中国の北方、とりわけ東北地方には、「四大~」(たとえば、「四大紅」「四大緑」など)というパターンの順口流があり、代々言い伝えられている。

昨年、流行していた「四大黒」「四大流行」および「一緒に賄賂を分けたことがある」(題名、筆者がつけた)を紹介する。17回と同じく、今回も官僚を非難するものである。

「四大黒」と「四大流行」は官僚の習性を皮肉し、「一緒に賄賂を分けたことがある」は官僚同士がいっしょに不正をし、また互いに庇い合う結託関係を風刺するものである。

『四大黒』

原語:

「四大黒」

当官的心、黒犬的背、坐台的小姐、黒社会。

日本語訳:

「四大黒」(もっとも黒い四つのもの)

官僚の心、黒犬の背、ホステスのお姉さん、マフィア組織。

原語:

「四大時●(髟かんむりに毛)」

開宝馬、抽玉渓、●(扌へんに夸)小●(女へんに丑)、坐飛機。

日本語訳:

「四大流行」

BMWの車に乗り、玉渓(※)のタバコを吸う。若い愛人と腕を組み、飛行機に乗る。

「一緒に賄賂を分けたことがある」

原語:

一起同過窓、一起扛過槍、一起嫖過娼、一起分過賍。

日本語訳:

一緒に勉学したことがあり、一緒に軍隊で服役したことがある。一緒に女郎を買ったことがあり、一緒に賄賂を分けたことがある。

※玉渓は、中国雲南省にあり、中国でもっともはやく葉タバコを栽培した地区で、タバコの生産量と品質は中国一。ここでいう「玉渓タバコ」は、狭義では「玉渓」という名のタバコを指すが、広義では玉渓市で生産されたタバコを指す。どれも高級品というイメージであり、本文ではブランドタバコをこだわる官僚たちの悪習を強調しているのであろう。